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クーリッジ効果の性表現への具体的適用
哺乳類のオスは交接可能な新しいメスに相対すると性欲が回復する。これをクーリッジ効果と呼ぶそうです。
このことを性表現の観点から考えた場合、クーリッジ効果を意識した演出をすることで性的興奮作用をより高めることができそうですね。単純に捉えれば、女性を一人登場させるよりも複数人登場させることが好ましい。
ハーレムや乱交と称されるジャンルが性表現としてより魅力的ということです。このことは変に理屈をつけなくとも納得できます。少ない量より多い量の方がお得なのはたいていの物事においても言えることですからね。
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ただ具体的な描写としてクーリッジ効果が高い性表現とは何を指すのか気になるところです。
例えばFFM、男性一人に対して女性が二人登場する性表現を考えてみます。こういった性表現の含む作品のクリシェとして一人を相手にした後にもう一人、そして最後は二人同時にという流れがありますが、これはクーリッジ効果的にはどうなんでしょうね。その観点から言えばもう一人が終わった段階でオスの性欲は満たされ、二人同時にというハードワークをこなす余力がないわけです。ここでリミッターを外すにはもう一人を登場させる必要がある。FFMにおいて二人同時というのはその性表現に特有の、言い換えれば独自の魅力であるわけですが、クーリッジ効果の観点から言えば適切ではないんでしょうかね。
物語的な演出としてフィナーレに全員を登場させるのは適切だと思うんですが、こと性表現の演出としてはクーリッジ効果的に望ましくない。どちらかを優先させるべきなのか、あるいはどちらも両立させるための工夫をすべきなのか。後者を考えれば、二人同時の段階で女性陣の服装なり髪型なりを変えることで物語と性表現の両立が可能になるかもしれません。
ただこれはクーリッジ効果の“新しいメス”という言葉が「新しいメスに見えること」も含むかにもよります。仮に含むのであれば女性を複数登場させなくとも、途中で服装なり髪型なりを変えることでクーリッジ効果を発動させることが出来ますね。ただ実験でこの点は検証されていないので確かなことは言えません。
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クーリッジ効果の度合いは変化するのか?)
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