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科学が教えてくれていたこと

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科学者はその事実を公表したら都合が悪いので庶民には隠しているのだ、と思えるくらいに衝撃的に‥‥、すでに現代科学は人間や宇宙を解明していたのだった!
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#武器のない世界

自己紹介

子供の頃は、他人の土俵に連れ出されて嫌々ながら相撲を取らされているような違和感の中で、フワフワ生きていたような気がする。 少し大きくなった頃から、この世界に争いをもたらす「お金」がなくなったらいいなと思うようになった。 そして、嘘つきで汚い大人たちの社会に対して、嫌悪感を持って眺めていた自分がいた。 そんな風だったから生きづらくもあり、そんな気持ちになってしまう原因を早く究明し、自分自身をこの汚い世界が好きになるように改造(改悪)するか、それとも自分が好きになれる「美し

死は少しも不幸じゃない(by 分身主義)

今回は、ジジイに間近に迫っているものの話をしようと思う。 でも、もしあなたが若い人であっても、幸福に生きるためには避けていてはいけない大事な話だよ。 (この記事は読むのにおよそ40~50分くらいです。コーヒーなどをご用意してゆったりとお読みください【18.206文字】) 人間がこの世に生まれた瞬間、誰もが同時に背負うことになる「死」の話だ。 「死」と聞いて、あなたはどのようなイメージを持ちますか? ちょっと眉間にしわを寄せてしまった人もいると思う。 でも、生まれた瞬

宇宙に一つだけの目的(科学が解明した‥本当の自分)

(表紙絵 / 文章:徳永真亜基 分身) この作品は2010年~2011年に『個人主義から分身主義への世界的転換を目指すメルマガ「現代科学が解明した・自分」』と題し、10回完結と決めて発行したメールマガジン(タイトルのロゴは、⇩このようなものでした)‥‥ ‥‥を一つにまとめて、『宇宙に一つだけの目的(科学が解明した‥本当の自分)』と改題して自分のHPで公開していたものです。 それを今回、note用に再編集して移し終えました。(HPは閉鎖) 表紙絵は「黎明(れいめい)」を表現

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個人主義の幕切れは近い(愛すべきモンスター by分身主義)

記念すべき第一回目の「愛すべきモンスター!」は、絶対に阿部謹也(あべ きんや)分身さん(1935年 - 2006年)と決めていました。 と言ってもあんまりご存じない方が多いと思います。ジジイもNHKの『こころの時代』で紹介されるまでは知りませんでした。 (この記事は読むのに30分ほどです。コーヒーでもご用意してゆったりとお読みください。【16.676文字】) ドイツ中世史の第一人者の歴史学者であり、一橋大学の学長でもあった彼をクローズアップして、次のようなタイトルで放送さ

Shinya Salvadorさん、こんにちは。2つの視点はどうでしょう!?(by分身主義)

幼い頃、誰もが信じていたサンタクロース。 どの色にしたらいいかなあとか、小さすぎないかなあなどと、姉と二人で相談しながら枕元に靴下を用意して寝た夜‥‥。 大きくなるにつれ、それは大人のついた嘘だったと知り、子どもながらに憤りを覚えることになる。でも、自分が大人と言われる年齢になった頃から、クリスマスが近づくたびに、その時のように幸せな高揚感がムクムクと沸き上がってくるようになった。一体どうしてなのだろう!? それはもしかしたら、プレゼントを届けに来てくれるサンタさんは、心

人間には自由意志がないと知った時、、、(by分身主義)

人間には、自分自身で、なにやら「意志」というものを自由に生み出す能力があって、その能力に従って自分の行動を決定することができると誰もが信じてきた。 つまり、人間には「自由意志」があると思われてきたよね。 だけど科学ではもはや、人間は自分の「自由意志」なんかで行動していたのではなかったという結論に到達しているんだ。 つまり、今ジジイがこのnoteに書いていること自体、自分の自由意志なんかで書いているのではないということになる。 それだけでなく、ジジイの全ての思考、全ての行動

僕たち人類の起源(by分身主義)

30歳代後半くらいから、ジジイは突然、科学を勉強し始めた。若いころからずっと「自分探し」をしてきたんだけど、それまでの文系的な取り組み方では限界を感じたからだった。 普通の「自分探し」というのは、自分の性格や適性などを知って進路決定や職業選択や自己実現などの拠り所にするためにするものだけど、それらは「自分探し」というよりも「自分らしさ探し」と言うべきだと思う。 それらは多分に「個人主義的」な自分探しだと思う。 海面からほんの少し姿を見せている「氷山の一角としての自分」だ

📌分身主義とは

2003年5月13日、その日、彼はユートピアへ至る扉の前に立っていました。ついに、子どもの頃からの夢が実現したのです。 科学が語ってくれた「分身主義(bunshinism)」という物語が、彼をその場所に導いてくれたのです。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 彼は、我々人類を産み育んでくださった自然界様に、科学を通して教えを乞いました。科学という学問だけが、自然界と唯一通じていると直感したからです。 科学は、誰もが認めるように、この自然界の法則を発見し、自然界で機能するたくさんのモノ

僕は健康だよ。ただちょっと‥‥。

 仲良しだった友達が引っ越すことになって 「じゃあ、元気でね」と言って、別れていく時や  一緒に働いていた人が辞めてしまうことになって 「お世話になりました」などと言って、出ていく時  僕は泣きそうになってしまう。  落ち込んじゃう。そんな僕だけど心は健康だよ。  ただちょっと‥‥弱いだけ。 (2002年制作) 強くならないでうつ病こころ芸術は行為干乾びた脳自分を救う方法適応と障害人間と動物の違い温存する本能理性と弱さ救わなきゃいけないものこの障害者たち幻想だ

📌真の科学とは何か?(by分身主義)

残念なことに、科学者と言われる人たちでも、「真の科学」とは何かをよくわかっていない人がたくさんいると思う。 科学に「真の科学」も「真じゃない科学」もあるわけないと思われる方もいるだろうけど、自然界に教えを乞う謙虚な学問だったはずの「科学」が、あまりにも間違った理解をされている。 今言った「科学者」というのは、大学で専門的に科学的な分野の学問を学んできて、その後もなんらかの形でその研究を継続している人たちという意味で言っているんだ。 だから、企業の研究部署や大学の研究室

📌個人主義からの脱却、そして分身主義へ

小学生になった頃、父は、屋根に上るためのはしごの使い方と瓦の歩き方を教えてくれた。 その日から、時々、屋根に上って遠くまで見渡せる街並みを眺めて高揚感に浸ったり、時には燃えるような夕日を眺めて感傷にふけったり、寝転んでいろいろなことを空想したりした。 青い空、透き通った空、静かで永遠を感じさせる空、平和で争いのない空がそこにあった。明るい希望に満ちた未来が待っている気がした。 その後出会う大人たちは、僕にたくさんのことを教えてくれた。 それはみんな嘘だった‥ 他人の物