マガジンのカバー画像

ジジイの遺言書

18
世界中の人の心の中から、妬み、恨み、怒り、不満、不公平感、不平等感、そういった争いの種が一切なくなり、武器もお金も不要な世の中になって欲しい。‥‥‥‥それだけがこのジジイの願いだ…
運営しているクリエイター

#科学者

「ジジイの遺言書-1-」ようこそ!

始めまして、ただのジジイです。 Markey 、あるいはジジイと呼んでください。 親しみの気持ちをこめてくれるなら、ジジイの前に"くそ"を付けてくれるのは大歓迎です。 今でこそただのジジイだけど、まだ幼さの残る中学生のころの夢は詩人になることだったんだ。 でも、詩だけを書いて生きている人なんて世界を見渡してみても誰一人いない。 古代ローマの大詩人、ウェルギリウスの頃なら、お金持ちのスポンサーがついて、広大な土地と立派なお屋敷とお手伝いさんを世話してもらえて、詩だけを書いて

僕たち人類の起源(by分身主義)

30歳代後半くらいから、ジジイは突然、科学を勉強し始めた。若いころからずっと「自分探し」をしてきたんだけど、それまでの文系的な取り組み方では限界を感じたからだった。 普通の「自分探し」というのは、自分の性格や適性などを知って進路決定や職業選択や自己実現などの拠り所にするためにするものだけど、それらは「自分探し」というよりも「自分らしさ探し」と言うべきだと思う。 それらは多分に「個人主義的」な自分探しだと思う。 海面からほんの少し姿を見せている「氷山の一角としての自分」だ

📌個人主義からの脱却、そして分身主義へ

小学生になった頃、父は、屋根に上るためのはしごの使い方と瓦の歩き方を教えてくれた。 その日から、時々、屋根に上って遠くまで見渡せる街並みを眺めて高揚感に浸ったり、時には燃えるような夕日を眺めて感傷にふけったり、寝転んでいろいろなことを空想したりした。 青い空、透き通った空、静かで永遠を感じさせる空、平和で争いのない空がそこにあった。明るい希望に満ちた未来が待っている気がした。 その後出会う大人たちは、僕にたくさんのことを教えてくれた。 それはみんな嘘だった‥ 他人の物

📌真の科学とは何か?(by分身主義)

残念なことに、科学者と言われる人たちでも、「真の科学」とは何かをよくわかっていない人がたくさんいると思う。 科学に「真の科学」も「真じゃない科学」もあるわけないと思われる方もいるだろうけど、自然界に教えを乞う謙虚な学問だったはずの「科学」が、あまりにも間違った理解をされている。 今言った「科学者」というのは、大学で専門的に科学的な分野の学問を学んできて、その後もなんらかの形でその研究を継続している人たちという意味で言っているんだ。 だから、企業の研究部署や大学の研究室

どうして自分を愛することが世界を平和にするの?(by分身主義)

(今回の記事は「自分を愛する=自己愛」は、とかく利己的に振る舞うイメージがあり良くないと思われているけど、そうではなくて自己愛が世界を平和にすることも可能だという話です。でもそれは分身主義だからできる‥‥というオチです) 今でこそジジイだけど、もちろん若くてバリバリ働いてた頃もあったんだよ。(^-^ ) バリバリ働いてたと言っても、それは収入を得るための仕事の話ではなくて、少しもお金になる仕事ではなかった方の話なんだけどね。(収入を得るための仕事も、もちろん手を抜かずには

錯覚の自我から解放されよう!(by分身主義)

ジジイは、いつも心のどこかでお金を嫌って生きてきたせいで、当然のことながらお金にも嫌われてしまって、世間的に見たらみじめな末路をたどることになってしまった。 だから、以前言ったように、ジジイ夫婦は10年後くらいには貯蓄を使い果たして餓死するかもしれない。でもそのことは二人でちゃんと話し合ったし、樹林墓地も用意してあるので全然かまわないんだよ。 むしろ自分の人生らしくて気持ちは清々しいくらいなんだ。 友達だってもう何人か亡くなっているので、自分はもう十分生きたって気持ちも

書かなければ生きれなかった

ジジイが若いころ書いた4つの小説(有料)と、40歳過ぎに世界平和を願って書いた7つの小説(無料)を、これまで自分のホームページで公開してきたんだけど、今回、ホームページをたたむと同時に、それらをここ(note)に移す作業をしている。 今回、若いころ書いた4つの小説の中の1つ『レフュージ(水たちの帰る場所)』がやっと移し終わった。 これは、まだ二十歳代の頃に書いたものだったと思う。 よかったら読んでみてください。 そんな作業のさなか、作品を読み返しているうちに、ふと「文学作