基本情報処理 PATHを通す(2)

PATH を通す際、どの部分に追加するかという問題がある。PATHに追加する順番は何番目がいいのかという問題。

結論からいうと、どこでもいいのだが、一つだけ気を付けるときがあります。

フォルダパスは PATH のどの位置に追加してもよいが、追加位置によっては問題が起こるケースがある。それが 「PATH を通すことで実行できるようになるプログラム名」が 被った 時だ。

つまり、プログラム名が被った場合、一つを除いた、残り全てのプログラム名は隠蔽される(プログラム名だけでは開けなくなる) ということだ。

あるコマンドのPATHが通っているかどうかを確認したいときは、where という便利なコマンドがあるので、これで調べることができます。

たとえば、notepad.exeのPATHを調べる場合は、

$ where notepad.exe
C:\Windows\System32\notepad.exe
C:\Windows\notepad.exe

こんな感じで調べることができます。

さらに、

$ where notepad
C:\Windows\System32\notepad.exe
C:\Windows\notepad.exe

このコマンドでも、調べることができます。

どう違うかって?よく見てください拡張子がないですよね。

拡張子をつけなくても、調べることができます。

拡張子をつけない場合は、PATHEXT という環境変数(設定の一種)が、代わりに様々な拡張子で代わりに検索してくれます。


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