見出し画像

〝弱点〟こそ、最大の武器になる

イヤイヤ、そんなバカな…あり得ない😓

いえいえ、それが、あり得るんです…😎


誰からも見向きもされたかったモノに、もし意外な価値がついたら…?

これまで当たり前のように捨てられてたモノに、もし値段がついて、高く売れたら…?


ゼロどころか、マイナスからプラスの価値を生み出してしまう。まるで、ゴミをお宝に変えてしまう魔法。。


実はマーケティングには、そんな魔法のような成功事例が存在します。


“逆転の発想で、弱みを強みに変える”

聞こえはいいし滅茶苦茶カッコいいけど、難易度も高く、実際そうそうあるもんじゃない。。


だからこそ、それを成し得た成功例は伝説だし、マーケターにとっても憧れです。。

今日は、そんな成功例を二つご紹介。


ひとつめは、誰もが知る、ある〝なごやめし〟


名古屋グルメといえば、味噌カツ・ひつまぶし・きしめん・エビフライ・あんかけスパ…etc

挙げたらキリがない。その中でも、マイナスをプラスに変えたグルメ、一体何だと思いますか?


はい、それは「手羽先」です

「手羽先」に使われているのは、ニワトリの羽の先っぽ。この部位は肉がなく食べるところが少ないため、元々はスープのダシに使われてました。ところがある日、丸鶏の発注ミスで正規のメニューを出せないお店が、この手羽先を急遽メニューとして出したら、なんとバカ売れ😂 本来の丸鶏のボリュームに躊躇していた客も、軽くて美味い、おつまみにうってつけの手羽先の虜に。。しかも安い!!あっという間に人気No.1メニューとなりました╰(*´︶`*)╯

それまで捨てられてた食材が、ナゴヤ名物に生まれ変わった瞬間です🤗


ふたつめの事例は、Oisix(オイシックス)

日本初の有機農産物専門の宅配サービスとして誕生したのが2000年。そこから20年余りですっかり定着し、今や自然食品宅配の国内最大手。

成功した秘訣は沢山あると思いますが、私は やっぱり〝逆転の発想〟に惹かれます。

Oisixが扱っている〝農薬を一切使わない有機野菜〟というのは、反面、形が悪い「B品」が多く生まれるそうです。

それまでならば普通に捨てていた、この「B品」を、Oisixはとても巧みに商品に活用しました。。

それは〝カットして他の食材とパッケージングして販売する〟という手法。

確かに…カットしてしまえば、形の悪さなんて気にならない。それどころか、届いた食材を調理する側からすれば、最初からカットされてた方が調理の手間を省けるというメリットまで…(゚o゚;; 

コレ、秀逸ですよね。。こうして、ユーザーにも、農家さんにとっても、社会にとっても(廃棄食材のロス削減という形で)圧倒的なプラスの価値を生み出した。


この〝逆転の発想〟…私は持ち続けたいし、マーケティングに限らず、人の成長においても、とても大切だと感じます☺️ あなたが、ご自身の〝弱点〟と感じていることがあるとします。でもそれは、本当に単なる〝弱点〟なのでしょうか?


見方をちょっと変えて、〝個性〟として捉えてみたら、どうでしょうか? きっと色々な新しい可能性が開けてくると思うんです。人生なんて、ある意味では、捉え方・考え方 次第です。人はきっと、誰しも、無限の可能性を秘めている。。私はそう信じています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました🤗

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?