子供への牛乳の飲ませ方
牛乳でも勉強でもスポーツでも何でもよいのですが、子育てをしていると親が子供に求める行動というのは多々あります。
どのようなアプローチが良いのか、随伴性で考えてみます。
1.牛乳を飲んだ後に褒める(好子出現の強化):牛乳を飲むという行動が強化される。
2.こちょこちょが止まるorやらなければいけない宿題が免除される(嫌子消失の強化):何かと引き換えに飲ませる。でもこれが続くと見返りを求める形になる可能性あり。
3.牛乳じゃなくてお茶を飲むんだったら誕生日プレゼントは上げないよと言う(好子消失の弱化):弱化のオペレーションは副作用(行動自体を減らしてしまう・受動的・何も教えたことにならない・ネガティブな情緒反応を引き起こす)が生まれやすい
4.牛乳を飲まなかったら怒られる(嫌子出現の弱化):3と同じく。
こうやって書いてみると、1.2の方向性が基本的には良いと思いますが、実際の生活では3.4を多用している気もします。
加えて、阻止の随伴性も考えてみると、
A.またチビとか言われなくなるよと言う。誰かに抜かれるよと言う。(嫌子出現阻止の強化):嫌子はやっぱりネガティブ。。。
そのまま進むと身長によるハンデでこういう未来が待っていて損をするんだよ。だからそうならないように飲もう。:これならありかな。
B.せっかくいい感じで身長が伸びているのに、ジュースの割合が高くなるといずれ止まってしまうよと言う。(好子消失阻止の強化)
C.ジュースばっかり飲むと身長伸びないよと言う(好子出現阻止の弱化)
D.ジュースばっかり飲んでいると前習えで一番前のままだよと言う。(嫌子消失阻止の弱化)
ちょっと慣れていないのですが、こうやって落としていくとプロモーションコンセプトがよい方向で決めれるようになってくる気がします。
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