車買い替えに見るマーケティングファネル

車をコンパクトミニバンのフリード+に買い換える契約をしました。

もともと、軽のハイトワゴンであるタントに乗っていたのですが、子供も大きくなって、アウトドアなどの趣味も追加されることになったので、ちょっと手ぜまになり、幼稚園の送り迎えの必要もなくなったので、買い替えを決断した次第です。

今週は何回かにわけてこの件について書いてみたいと思いますが、まずはマーケティングファネルについて。

カテゴリ需要→ブランド比較→ブランド需要と進んでいくことがファネル上基本となりますが、必ずしも上のステップどおりに進むとは限りません。

今回は、なんとなく買い替えもありかなと思っていたことはあるにはあるのですが、ほしいほしいと需要が発生していたわけではありません。食料品の買い出しのついでに大型の中古車販売店があったので、ぷらっと寄って、フリードプラスの荷室の大きさに惹かれて半ば勢いで勝った次第です。

だから、コンパクトミニバンというカテゴリ需要が発生して、その中でフリードだったりシエンタだったりのブランド比較をしたわけではなく、ブランドに魅力を感じたことで、カテゴリ需要も同時に発生したというのが今回の流れだったかと思います。

マーケティングファネルを考える上で、結構大事な視点かなと思うのは、カテゴリ→ブランドという流れもあるし、ブランド=カテゴリ需要発生という流れもあるということは、施策というのも異なってくることになります。

ブランド=カテゴリ需要発生というのは、ある意味そのブランド指名で気になっていたということになりますので、他のブランドへ移行してしまう率というのはもう一方に比べて低くなります。

企業のマーケターはこっちを目指すのが王道ですよね。

今日は、マーケティングファネルにおいて違う動きもある。という話。

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