脳は見た目で錯覚する

人の脳はその省エネ構造により、全ての情報を分析してから判断を行うということはしません。蓄積された知覚と目の前の情報を照らし合わせて、補完して物事を判断します。

人は見た目が何割という本も出ている通り、初対面の人に対してはその風貌で補完し、その人のアイデンティティを仮認定します。

スキンヘッドで大柄の目つきの悪い人=なんか悪い人っぽい

といったように。
仮認定と書きましたが、最初の認定をそのまま引きずることもまた誤認として生命の危険につながるので、情報をバージョンアップしていきますが変化に対してもカロリーを要するため、最初の認定は結構長続きします。

よって、広告クリエイティブにおいては、良いイメージのものを伝えたいメッセージに組み込むことで印象付けをする必要があります。特に市場に初めて登場するような商品には重要になります。

タレントを用いる理由がここにあるわけです。

今日は、最初の印象は結構長続きする。という話。

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