論点づらしへの対処法

前々回のエントリーで、行動を行わない人には2つの理由「知らない」「知っているけどやらない」しかないと記載しました。

前者は単なる勉強不足なので伝えることによって物事が好転する可能性はありますが、後者はあるいみ意図的にその行動を採択していないので、対策は前者と異なります。

1つはビジョンを定義すること。もう1つは論点づらしに対して天秤にかけてどっちが優先度が高いかを聞いてみること。となります。

例えば、仕事をしていて現在の常識がボトルネックになっていて、それを改善することが善であると議論をする場合、

会社のビジョンは利益最大化なので、そのビジョンに向かうためには社内の常識を変革する必要があると投げかけます。あくまでもそのビジョンに結びつくのにこの行動が必要であるという事が重要です。

そうなると、決まって変化を望まない人から反対意見が出てきますが、ビジョンに沿った内容のため善であることを訴求しているにも関わらず、変化を好まないために「そうなると今までのやり方を変えることに社員からの反対意見が出る可能性がある。」といった論点づらしを使ってきます。

社員の反対意見が出るということは、その点だけを切り取ったときにはネガティブなことになるので、その意見は一見全うのように思えます。しかし、そこにボトルネックがあり、改善することによってより会社が好転するということを分析したのであれば、その論点づらしにやられてはいけません。

その際には、「では、会社の利益よりも反対意見を優先するのですか?」と投げかけてみるわけです。この理由はわかりますよね。

今日は、変化を好まない反対意見への対処。という話。

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