マーケターはイシューを見極めよ

イシュー(意味のある解決すべき未解決問題)が大事だと数回に渡って記載してきましたが、このイシューの見極めが最も大事なのはマーケターや経営陣なのかもしれません。

単純労働と知的労働に分けるとすると、単純労働の生産性には限りがあります。

一人の労働者が農産物などを生産したとしても、技術力で一定の質が高まっても生産性はある一定でそれ以上は進まない限界値というものが出てきてしまいます。

しかし、知的生産に関しては、その農産物の生産に対して、自分では収穫などの労働は行わないとしても、機器を導入したりして一気に生産性を高めることができるため、ビジネスにおけるインパクトは大きなものになります。

そして、それらを専門的に扱うのがマーケターや経営陣。

つまり、マーケターが既存の仕事にあとから入っていって存在をアピールするような行動であったり、「そういうことではなくて、本当は経営陣には戦略的なところで頑張って欲しいんだけど」と下に思われるような行動は、大きなインパクトを生み出すことはできません。

こういった点からもイシューの見極めは特に必要になってくるわけです。

今日は、マーケターはイシューの見極め。それがセンスなのかもしれない。という話。

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