外壁塗装と不用品回収業者の選定心理

自宅の修繕として外壁塗装と、ついでに外構に人工芝を敷いてしまおうと検討しています。人工芝を敷くには、既存の砂利を撤去しなければなりません。
そこで、砂利撤去業者にもいくつかあたっている状況です。

この外壁塗装と砂利撤去業者を選ぶ際の心理が大きく違うので紹介したいと思います。

まず外壁塗装については、塗装工事だけでなくシーリングといってサイディングの目地や窓まわりを雨風から守るものも多岐にわたって商品・サービスがあるので、ひとえに外壁塗装といっても生活が豊かになるための品質は異なります。

よって、外壁塗装については、どの業者がより生活を豊かにしてくれそうかという便益とどれくらいコストが掛かるかの判断軸となります。

一方、砂利撤去については、砂利を撤去するということの便益はどの業者も変わりはありません(たぶん)。よって、焦点はどの業者が一番安くやってくれるかというコスト面で一番安価のところを選ぶということが大事になってきます。

つまり、何が言いたいかと言うと、生活者から見てそのカテゴリに品質の違いというものがないと知覚されているような業界は価格を安くする仕組みづくりがマーケティングにおいて最も重要になります。
仮に、砂利撤去業者が撤去においても価格以外でちゃんと選ぶ必要があるんですよ。と言った場合でもなんかピンときません。

もし法令などで業者が不法投棄などをした場合、その罪というものは元の所有者にも関わってくるということがあるのであれば別なんでしょうけど。

便益に違いがあると知覚されているカテゴリにおいては、どのように他社と違うのかを訴求し自社のほうが生活向上に結びつくと頭に描いてもらうということがマーケティングの焦点になります。

自身のビジネスはどちらに当てはまりますでしょうか?

もう一つ補足として、結局砂利の撤去は諦めました。
理由としては、結構な量があるために撤去費が結構かさんでしまうということ。
そんなに砂利撤去に掛かるんだったら、別でライティングとか植木にお金を欠けた方がいいよね。となりました。
そのカテゴリではなく違うカテゴリの需要を埋めることを選んだということです。

今日は、外壁塗装と砂利撤去業者とでは選び方が違うという話。

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