人は本能として優位に立ちたいと思っている
これはほとんどの人が持っている人間の本能なのですが、人はその環境において自分は他の人よりも優れている立ち位置に立ちたいと思っています。
この本能があるからこそ、人は成長するわけなのですが、違うところが発達するというケースがあります。
例えば、野球をやっていたとして、その共同体において人よりも優れたプレイヤーになるために人は努力して、その野球活動の技術をあげようとします。
これが普通の人。
でも中には、技術を上げなくても共同体において存在感を示す方法があります。
それは「口」。
口がうまくなることで、技術は対して高くもないのに共同体の要職につくことが可能なわけです。
そういった人たちはレトリックやレッテル貼りなどのスキルが発達しているんですよね。
日本人は技術を向上させるということに信念を持っている国民性と言えます。しかし戦略が育っていないのもまた事実かもしれません。
技術力ではかなわないという制限があると、レトリックなどの言葉のスキルが発達するというわけですね。
もしかすると、戦略というスキルを得るためには、それ以外の技術力は一切使わないという制限をかけることで戦略スキルの向上は実現できるのかもしれません。
今日は、発達したければそれ以外に制限をかけろ。という話。
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