理にかなってるかが記憶には重要

人は物事を記憶するのに脳の知覚の結び付きを利用します。これは脳の省エネ構造によるもので、目の前にある物事をいちいち解析していたら相当のエネルギーを使ってしまうため、今までの知覚に照らし合わせて結びつけようとします。
だから、知覚にあるものと結びつきが強いもの、強いては理にかなってると判断されるものは記憶されやすいですし、理にかなってると思わないものに関しては、短期記憶で留まるかスルーされてしまう傾向にあります。

そんな省エネ思考で記憶するので、人は時として間違った覚え方をする。

国の借金という言葉で借金は返さないといけないという財務省主導のプロパガンダに大衆が間違って覚えてしまっていることがその証明で、
昔で言えば、海の果ては崖になっているということを信じていたことと似ているかと思います。

今日は、理にかなってるが記憶に影響を与える。という話。

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