ビジョンによる意思決定

私が働いている職場では、ある1つの目的を軸とした複数のプロジェクトが走っていて、そのうちのいくつかのプロマネを私がやっています。

他のプロジェクトは別の担当がプロマネをしている形です。

私の方はそのプロジェクトのビジョンを非常に大切にしているのですが、他のプロジェクトはビジョンの設定をしておらず、売上・粗利とした成果を見ているのがちょっと違うところです。

そんな中、おえらいさんがあるツールを各プロジェクトで導入して欲しいと持ちかけて来ました。私の方はそのツールはビジョンに結びつくものではないので断ったのですが、他のプロジェクトは採用。

他のプロマネも感覚としてそのツールを入れる意義みないなものは感じていなかったのですが、おえらいさんから依頼されたため受けといたほうが心象が良くなるとか、その説明で使われたレトリックに錯覚されて採用してしまったように思えます。

たとえ立場が上の人からの提案であっても、ビジョンに結びつかないなら採用してはいけません。こういったときにビジョンの設定というのは本当にやくに立ちます。

で、その後どうなったかというと、そのツールを導入することで別にリソースを必要としてしまい、本来やらなければならないものにリソースがさけなくなって着ています。

前回の記事でも記載しましたが、私が判断したことというのは、
・そのツールはビジョンに結びつくものなのか?
・プロジェクトの仕組みづくりと上の立場の人からの心象で、後者を優先するということなのか?

になります。リーダーは正しい判断をしなければならないということです。

今日は、この2つの視点で間違った方向には進まない。という話。

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