ダークトライアド上司はチーム力を下げる
日本シリーズを終え、巨人がソフトバンクに一矢報いることも出来なかった結果となり、ネット上では巨人のFA補強路線のツケであったり育成力の差であったりと議論がなされている状況ですが、個人的にはその意見に賛成しつつ、ちょっと違う視点が気になったので記載したいと思います。
何が気になったかと言うと、指揮官である原監督のコメントです。
負けた要因として、新外国人のビヤヌエバが昨日しなかったとか、戦力がソフトバンクに比べて劣っているとか、DH制がセリーグにはないからと言ったものを見かけましたが、上昇軍団である巨人の指揮官として弱みを見せてはいけないというスタンスで話されているのであれば良いのですが、本当に自分に非はないと思っていてこのコメントを発しているのであればちょっとチーム力の低下があるんじゃないかと勝手に心配しています。
なぜかと言うと、ダークトライアドの一面が見え隠れするからです。
ダークトライアドとは、ナルシスト、サイコパス、マキャベリストの要素を持った人格で、ダークトライアドが組織の中枢を担うと、人は自然と離れていくもしくは能動的に機能しなくなります。
原監督のこれらのコメントが、人格として発しているのであれば、自分は絶対的な存在であるというナルシストの一面が出てしまっています。
これらの言動が日常化されている環境では、いつもこれらの人は自分のことを棚にあげ、結果が出なければ誰かを名指しで攻撃する事が日常になります。
結果、人はこの人のために行動することはなくなり、保守的、個人主義的なもののみが動くというある意味組織のとして崩壊の道を歩む可能性があります。
私の周りでもダークトライアドが上司になっているセクションがありますが、上司に逆らう事が基本許されないサラリーマンにとって、生き残るには支配されることを受け入れるかもしくは、離職するかしか選択肢はありません。
上手くダークトライアドをかわし、自らのビジョンを突き進む選択肢もありますが、中々の忍耐力を要します。
原監督に感してはちょっと勝手な思い込みが過ぎるかも知れませんが、ちょっと気になります。
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