左脳と右脳に働きかけて伝えたいことを移植する

前回からの続きのエントリー。

では、伝えたいことをどのように相手の脳に移植するのか?ですが、
右脳と左脳をどちらも使ってもらうようにすることで、内容を覚えて持ち帰ってもらうことができます。

左脳はロジカルであるということ。
人の脳は整理をすることに気持ちよさを覚えるので、しっかりとロジカルな話の組み立てで話すことが重要になります。

1つのテクニックとしては、
何が言いたいの?何でなの?本当なの?
の順で話すということ。

あれこれぐだぐだと前置きが長くて最後に結論をもっていく話し方というのは、人は理解がしにくいものです。

結論から先に持っていいって、その理由、その証明という順序で話すことで、ロジカルな展開になり整理がしやすいため、脳に定着しやすくなります。

もう一つは、頭の中でイメージができるようにするということ。

これは右脳の働きを利用するアプローチで、聞き手が話を聞きながら想像できる形をつくるということです。
話の上手い人は例え話を用いるのがとてもうまいです。そして、これも記憶に定着しやすい。

戦国大名の毛利氏が、3人の子供に「一本一本の矢はすぐに折れてしまうけど、3本まとめるとなかなか折れない」ということを言ったエピソードは有名だと思いますが、これも三人で力を合わせてと伝えるよりもよっぽど記憶に残りやすくなります。(後世にも語り継がれているのがその証明でもありますね。)

今日は、左脳と右脳に働きかけるイメージで伝えたいことを移植しよう。という話。

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