選挙のコピーには主語がない

衆議院選挙での戦いが繰り広げられていますが、各党の打ち出す政策やポスターなどのコピーを見て思ってしまうことは、メッセージに主語がないということです。

選挙の目的は多くの票を獲得することになるので、大衆が不幸になることを真正面から言うことは票を失うことにつながるので言うことができません。
ただ、現実には日本の形をリセットしたり、親中と呼ばれる仮想敵国に寄り添う考え方を持っている候補者がいるのも事実です。
そういった人は真正面からメッセージを伝えることができないので、「成長を促進する」といった主語を使わないケースってのが結構見られます。

このメッセージを見た人は、勝手に自分の成長だったり、日本の成長だったりを促進しようという考えを持っていると思ってしまうのですが、ここが人間の心理をうまく利用したやり方で、大衆自身が主語とは限らないのです。

「日本」とか「あなた」とは言っていないよね。ということです。

言葉は人を錯覚に陥れることができる。。。

今日は、言葉よりも行動を見よう。という話。

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