自由と制限という天秤

どの組織や共同体でも自由と制限はトレードオフの関係にあって、その天秤のバランスをどう作っていくかが、安定した生活基盤を構築していきます。
もしこの天秤のバランスが悪かった場合、生活基盤は不安定になってしまうことになります。

例えば、自由の方に傾いた場合、なんでも許される環境になってくるので、生活環境は混沌としたものになってくるでしょう。
逆に、制限に傾いた場合は、統制、コントロールが強められるので、人の個性は弱められ家畜のような扱いをされる状況になってしまいます。

統制が個性を弱めるステップとしては、何かの意見をぶつけたとしても、絶対権力者の統制によって判断がなされるため、その意見は聞いてもらうことができなく、権利者の意思決定で決まってしまうので、意見を言っても無駄という感情が芽生え、その意見が統率者の意向に沿うものでなければ邪魔者扱いされでしますため、言っても無駄どころか、言うことによって損をするため、指示待ち人間が出来上がっていきます。

今日は、自由と統制のバランス。という話。

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