弘法筆を選ばずに見る ヒトはどれだけコストを掛けたくないか
自分の趣味でもよいので、そのカテゴリにはプロと呼ばれる人がいるかと思います。スポーツであれば、それらプロが監修などをしたプロモデルというものが発売されたり、その人がおすすめする商品というものがヒットしたりするのは、どのカテゴリでも一緒なのではないでしょうか?
一方、プロが結構古い道具を使ったりしてもかなりのスキルを見せるというものにも直面したりすることがあります。
おそらくプロというのは、身体であったり頭であったりの使い方が人よりも優れているため、どの道具をつかっても関係なく実力を発揮するものではないかと思います。
つまり、弘法筆を選ばずですね。
ただ、大衆はそのカテゴリでうまくなりたいという欲求を満たすために、上手い人が使っている道具を使えば、自分もそのレベルに引き上げられるという期待感を持って道具を手に入れます。
でも、根本は身体だったり頭の使い方であるので、到底プロのレベルには到達することができません。
つまり、何を言いたいかというと、人というのは需要を満たすために、なるべくコストを掛けない選択をする動物ということが言えるのではないかと思います。
これはマーケティングにおいても、根っこにあたる原理。
今日は、人は何かを得たいけど、あまりコストは掛けたくない動物。という話。
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