【ウマ娘語#1】シーキングザパール
物書きの時間です。
休みで暇だったので、アプリの周回に勤しんでましたw
もっぱらウマ娘ですね。
そんなウマ娘も新キャラが追加され
そいつを見事引き当てたら
こいつが面白いキャラクターだったので記事にします!
新キャラ:シーキングザパール
今回書くのはシーキングザパールというウマ娘である。
ウマ娘はキャラクター毎にそれぞれオリジナルのストーリーが設定されていて
キャラの個性を存分に引き出している。
そしてシーキングザパールのストーリーには
序盤から思わず笑ってしまったw
まずこの2枚を見てほしい。
ウマ娘の世界では、専属トレーナーと契約することで
トゥインクルシリーズという大きな大会に参加する事ができる。
そのトレーナーからスカウトを受けるべく、ウマ娘たちが走るのが選抜レースである。
このシーンはその選抜レースにおいて、驚異的な成績を残した彼女がトレーナー陣に問い掛けをするシーンなのだが
どこからともなく地球を取り出し、そしてしまうのだ。
どっから出したその地球!!?
百歩譲って地球儀ならまだわかるが
地球そのものを何故持っているのかw
まあ、テクノロジーが進んでいて立体映像を映し出せるものがあるっていう裏設定があってもおかしくはないが……。
ちなみにコラではない。マジだ。
育成モードのストーリーでも序盤でこれが出てくる。
だからなんで持っているんだよww
どんなウマ娘か
そんなギャグキャラっぽいシーキングザパールだが
その設定を見ていこう。
まず彼女の出身地はアメリカ。
同期にはメジロドーベル、タイキシャトル、メジロブライト。
タイキシャトルもアメリカ出身のウマ娘なので同郷であるが、彼女よりは英語が拙いようだ。
父親が宝石商を営んでおり、その都合で世界を渡り歩いてるうちに様々な境遇の人たちと出会い、世界は平等に出来ていないことを知る。
そこで彼女は、世界で落ち込んでる人達に
不可能はないことを知らせるために、レースで活躍しようとするワールドワイドなウマ娘なのだ。
なんともスケールの大きいウマ娘である。
だからと言って
どこからとも無く地球は取り出さないと思うw
そんな彼女のストーリーは
得意なコースでも敢えて序盤で不利になるよう動いたり、病気にかかっても最強ライバルであるタイキシャトルと真っ向勝負をしたりと
チャレンジを繰り返すのである。
史実のシーキングザパール
さてここからは史実に目を向けてみる。
実際の競走馬もアメリカ産まれで
活躍したのは日本競馬である。
戦績は19戦8勝
G2レースのニュージランドトロフィー
G3レースのフラワーカップ
G1レースは99年安田記念、97年NHKマイルカップなど
短距離やマイルのレースを得意としていたようだ。
他にも高松宮記念やマイルチャンピオンシップ、スプリンターズステークスなど
短距離マイル路線G1で1着を逃したものの
上位入着を達成している実力馬だ。
そんなシーキングザパールは3度の海外遠征を行っている。
98年のフランス(2回)と99年のアメリカだ。
3戦ともG1レースであり
その中でも98年8月9日のモーリスドゲスト賞では1着を取っており
これは日本で調教された馬では初の快挙というとんでもない偉業を成し遂げている。
この辺はテキストだけではあるが
育成ストーリーでも触れているので
シーキングザパールを象徴する活躍の1つなのであろう。
何しろ当時の短距離マイル路線で最強と言われていた
同期のタイキシャトルよりも先に制覇しているのだから。
このエピソードもあるから
実際にはifストーリーに仕上がっている
まとめ
ウマ娘は史実と絡めるのが何よりも面白い。
競馬にあまり興味がないので、元ネタがわからないが
調べていくといろいろな発見があるものだ。
深くは調べていないが
シーキングザパールの活躍は
タイキシャトルの影に隠れていたようにも見て取れた。
戦績のみを見ると、とてもワールドワイドな活躍には見えない。(むしろこれはアグネスデジタル)
だがそこは調教師の人の正確が反映されているようだ。
それで海外のG1レースを勝ってしまうのだからすごい。
ちなみにその土地ごとに特徴があるように
海外のレース場と日本のレース場は
同じ芝でも微妙に違う。
また距離に関しても基準が違ったり気候も変わってくるのでほんとに大変だと思う。
人間でも辛いのだもんww
というわけで第1回ウマ娘語りでした。