(2016年)2012年版 CTAL-TTA受験体験記
2024年2月9日 札幌にて CTAL-TTA(v4.0) を受験しました。その体験談については 2月20日開催予定の JaSST nano vol.33 でLTする予定にしています。
https://jasst-nano.connpass.com/event/310024/
そのプレビューとして、約8年前前職で共有した旧2012年版のTTAの受験体験記を共有してみたいと思います。
下記引用:
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みなさん、ご無沙汰してます。岡野です。
先日(3/27) 渋谷にて、ISTQB CTAL-TTA (Advanced Level Technical Test Analyst)の試験を受験してきました。
結論からいうとおかげさまで無事合格しました!
JSTQBとしては、まだ試験を開始しておらずですが、シラバスは今年夏頃公開できそうと伝え聞いています。
試験は、来年夏くらいまでには?? と先日JaSSTに立ち寄った時、JSTQBブースの方がおっしゃてました。
さて、肝心の Technical Test Analyst(以下、TTA)試験ですが、
■試験概要
・時間制限: 120分(英語Native以外の人は30分延長申請可能)
・問題数: 45問 (得点が1点のもの、2点のもの、3点のものあり)
⇒ 今回私の実例だと、 1点: 19問 , 2点17問, 3点9問でした。
・満点: 80点
・合格基準: 65%以上正解 (52点以上の正解で合格となります)
各章ごとの得点配分は下記のような感じで、概ね、シラバスの
時間配分と近しい割合でした。
■各章とそれぞれの章ごとの得点(括弧表記部分が得点)
1.Risk-based Testing (2)
2.Structure-based Testing(19)
3.Analytical Techniques (13)
4.Quality Characteristics (25)
5.Reviews (10)
6.Test Tools and Automation(11)
どんな問題が、でたの?
ですが・・。
概ね、ISTQBサイトで公開されているサンプル問題に近い問題が
出題されました。サンプル問題に含まれてなかった問題として、
印象として残っているのは、サイクロマティック複雑度を求めなさい
といった問題がありましたが、あとは、似たような問題がほとんど
だったと思います。
下記章では、実際にコード(Pseudo-code)を読んで回答する問題が含まれてます。
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2.Structure-based Testing(19)
3.Analytical Techniques (13)
5.Reviews (10)
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2.Structure-based Testing(19)
では、下記内容が対象となり、
API Testing を除いては、それぞれxx%の網羅を達成するのに必要な
テストデータセットはどれか? といった問題や、フローチャート
と、使用したテストデータセットを記載し、達成した網羅率を
求める問題や、対象となるシステムに応じて、どれを取捨選択するか、
を選ばせる問題が出題されました。
・Condition Testing
・Decision Condition Testing
・Modified Condition/Decision Coverage(MC/DC)Testing
・Multiple Condition Testing
・Path Testing
・API Testing
3.Analytical Techniques (13)
「Control Flow Analysis」では、Dead コードが無いか? 無限ループにならないか?等
「Data Flow Analysis」では、型を定義せずに、使用していないか? 等
それ以外は、所謂知識問題。
下記では、「TA」同様の長文問題が出題されますが、殆ど本文を読む必要が
ないものも多くありました。この場合は、どのような品質特性を重視した
テストが必要かなど。
4.Quality Characteristics (25)
下記の品質特性について、シラバスに記載されている内容を正しく理解して、
サンプル問題を解いて置くと概ね回答できる内容だったと思います。
・Security Testing
・Reliability Testing
・Performance Testing
・Maintainability Testing
・Portability Testing
思い出せる範囲で記載してみましたが、他にも質問がある方は、お気軽にお知らせください!!
-岡野
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