2019-06-18 Memo

緩和競争

今週のマーケット想定では、グローバルでリスクオフムードになることを想定していたのですが、米国・欧州の緩和期待からややリスクオンになってますね。私もよく曲げるものです。今日の材料をメモしておきます。

- ドラギ総裁:ECB追加緩和が必要-インフレ圧力低いままなら
-トランプ米大統領が18日、ツイッターへの投稿で中国の習近平国家主席と今月下旬の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて会談すると明らかにしたことで、米中貿易協議打開への期待感が高まった。
・・・追加緩和については新しい材料のようですが、米中問題はどちらかというとマーケット参加者のセンチメント次第でいかようにでも解釈は変わる気がします。どちらかというと、FOMCなどの重要イベントを前に、ポジションを落としていこうという動きで上昇しているのだとすれば、やはりマーケットはややショートに傾いていたのではないか、というような気もしますね。一方、トランプさんのこんなツイートも
- "German DAX way up due to stimulus remarks from Mario Draghi. Very unfair to the United States!"

マーケットの動きは難しいですが、一つ確かなトレンドは、世界中の安全資産である先進国の国債の利回りが引き続き低下し続けているということでしょうか。グローバルなマネーの動きとしては、債権の金利が低下(価格は上昇)することで、6月末に向けて債券売り・株買いのようなリバランスのような動きもあるかと思われます。また、日本株については、先週の日経新聞で読んだのですが、3月末決算企業の配当金が6月末までに7兆円も投資家に支払われ、再投資の動きも見込まれるということです。というわけで、いったんは底堅い値動きになるような気がしてきました。(マーケットに順張りな性格ですみません)

結論としては、日本株株→為替の割に底堅い、USDJPY, EURJPY→下落トレンド 

ではでは、ご機嫌よう。あしたは収益プラスになるといいなぁ・・・

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