こくごのじかん [240311]

今回は、ほんのちょっとだけ重たい話。
ほんのちょっとだけ泣き言で、ほんのちょっとだけ自分の弱い部分のお話。

お仕事でのお話です。


私は多くの書類であったり、冊子や契約書などなどなどを読む部署にいます。

その中で。

2,3ヶ月に一度のペースで上司から「ちゃんと読めって言ったのに読まなかっただろ」「読んでたらすぐわかるだろ」ってご指導をいただきます。

でも、読んでるんです。
ほんとに、ほんとに、読んでるんです。
読んではいるんです。
ただ頭に入ってこない。

頭に入ってこない、というと少し語弊がありそうな気がしますが、大前提、やる気がないわけでは無い。

「こうなんだな、ああなんだな」と考えて読んではいるんです。
「ここはこういう表現を使うんだな」とか「こんな表し方があるのか」とか。

読んではいるんです。
多分、世間一般の「読んでる」に僕自身のレベルが達していないだけなんだろうと思いますが。
ただその世間一般のレベルがわからない。難しい。

読み込めてないなら、読んでないのと同じとされるのも仕方ないと思います。

でも、自分の中では読んだつもりでいます。
一番最初に書いた問に対する答えは、いつも「読ん……自分では読んだつもりなのですが…」になってしまう。
普段それで注意を受けることはないのだけど。

昔から国語、特に現代文の授業は苦手でした。
登場人物の気持ちとか、その情景、描写なんて分からないし。
作者はどう考えていたかなんて「まずそれどうやって調べたんだよ」「本人に聞いたのかよ」とすら思ってました。

でも、そういうこと考えず、ただただ本を読むことは好きでした。
文庫も読み続けて気づけば4時とか、高校時代はよくありました。
漫画もその分読んでましたが。

高校の部活は演劇部だったので、台本を読んで「こうなのかな?」「ああなのかな?」とイメージするのは好きでした。
まあ、ここでも「考察が甘い」とかしょっちゅうだったわけですが。

大学生になって、本と家電のお店でバイトをするくらいには、本も家電も好きでした。

しかし。
社会人で心の骨折を重ねてしまい、その頃からなんとなく本を避けてしまっていたように思います。

お仕事をお休みしている間も、本を読む気にならない。読んでも読んだ気がしない。同じページを行ったり来たり。途中で読むのをやめる。
こんな感じ。

ただでさえちょっと苦手だった読解が、完全に苦手になってしまったなあと感じます。

今の仕事は、正直気合いで乗り切ってます。
もちろん限界はあります。わけわかんないというか、頭に入らないというか。

でもその状態って「わからないということががわからない」状態なわけで。
そんな中で得た解釈であったり、別のルートで得た知識で「こういうことか!」と間に合わせている状態。

すると、やはり2,3ヶ月に一度くらい、大ハズレをかましてしまうことがあるのです。
と言っても。
過去に対応した業務の延長だったりするので、僕の知り得る範囲では問題なくクリアできているわけです。
そこにいくつか、その系統の案件で発生するイレギュラー業務が隠れていて。
でも僕はそもそもそれを知らないわけです。

知らないものは確認できませんし、聞くこともできません。
「これをこうしてこういう段取りで進めようと思います」「よろしく」な訳ですから、気づく余地もない。
で、最後のところで「あれは?これは?それは?やった?確認した?段取りした?」な訳です。

自信なんてハナからありませんが、ここまで来ると、ああ何やってるんだろうと思えてきます。
それで「不真面目」とか「変なとこらで手を抜く」とか評価されてしまうわけです。

冗談じゃない。

でも、伝えられることでもないですし、これはうまく自分の中で向き合っていくしかないのだろうと思っています。

配信では 比較的(ここ重要) スラスラと話ができる方だと自負していますが、仕事ではダメダメです、説明がまともにできません。

報告も、余計な過程のことをつらつら長々と話してしまい「結論だけ教えて」と言われることもしょっちゅうです。
まあ、これは相手からちょっと強く詰められると、息が上がって頭真っ白パニッパニになってしまう昔からの悪癖なんですけども。

僕自身の弱さは「文章を読む能力が低い」「少し広い視野を持てない」「頭の中をクリアにできない」ということだと思います。

正直なところ、かなりしんどいです。
仕事を辞めたいのは、仕事が嫌いだからではなく、向いてると思えないからな訳で。
そこからまず、上司とはズレが生じてしまっているのかなと思います。

自分自身の成長のためには、いい環境だと思いますが、それで何かしらのミスであったり、迷惑をかけたりするだなんて、と思います。
しかも、自分自身にストレスであったり、他人に対する恐怖心を植え付けてしまってはもう…元も子もないですよね。

いやあ、生きづらい。息苦しい。
話して仕舞えば楽になるでしょう。
ただ、確実に今までの接し方をしてもらえないと思います。
自分に御涙頂戴はしたくないのです。わがままかもしれませんが。


頭の中に浮かんできたことを、ただひたすらに書き出すとこんな感じになります。
日々、不安や恐れで頭がいっぱいな人間には、なかなか難しいことなんでしょう。
我ながらよくやってると言いたいけど、甘やかすと気を抜いてしまうので褒めません。

今回は、僕の少し弱くて、重くて、暗い言い訳。

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