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卒乳疑惑で感情が忙しかった4日間

1歳4ヶ月の息子が突発性発疹にかかって治るまでの間、母乳を全く飲まなかった。

突発性発疹についての記録はこちら。



息子が発熱していた2日目の夜中。
いつも通り夜間授乳をするつもりでおっぱいを差し出すと、息子は嫌な顔をして顔をそむけた。

え、あんなにおっぱい大好きマンな息子が!と少し動揺したけれど、母乳が嫌なら何かしら水分を、ということで麦茶を飲ませたところ、しばらくしたら寝た。

翌朝のおっぱいも顔をそむけられてしまった。
熱で食欲がないのかな、と思いながらもパンを渡してみるとぱくぱく食べたので、このあたりでもしかしたら卒乳なのかもしれないと思い始めた。


ネットでいろいろ調べてみると

「体調不良がきっかけで卒乳する子もいる」
という情報もあれば

「発熱している間はピタッと母乳を飲まなくなるけど、治るとまた飲むようになる」
という情報もあって、どれに当てはまるのかがはっきり分からなくて余計にもやもやしてしまった。

夫に話すと
「もう卒乳なんじゃない?そろそろやめた方がいいよ」
なんて言われてしまったので、卒乳のつもりで搾乳せずにしばらく張った状態で我慢することにした。

これが本当に痛い。
徐々に飲む量が少なくなっていって卒乳、であればそこまで張ることもないのだろうけど、息子の場合は直前までがっつり飲んでいたので張り方が尋常じゃなかった。



いつもであれば、ぐずった息子を落ち着かせる手段としておっぱいがあったのに、その手段が使えなくなった状態で、体調不良によるぐずりが続いていたのでもう途方に暮れるしかなかった。

そこに痛みによるいらいらが上乗せされて
そんなにぐずるなら飲めば良いじゃん!なんで飲まないの?
と何度も思う私がいた。

そんなこんなで気持ち的にも限界を迎えて実家へ帰省し、落ち着いた頃に新たな気持ちが湧いてきた。

あの発熱した夜の寝かしつけの授乳が最後だったのか。早く寝てくれないかな、なんて思いながら片手間で授乳していたな。
最後だと分かっていたならもっと集中して授乳したのに。あれが最後だなんて寂しい。

授乳体勢になると声を出して嬉しそうに笑う息子の姿はもう見られないのか。
最後の記憶が嫌そうに顔をそむける姿になってしまった。悲しい。

寂しいけど、成長だと受け止めて喜ばなくては。これからは代わりにいっぱいハグしよう。


そんなことを思いながら母乳拒否から丸4日経った頃、夜中にふと授乳を試みるとすんなり飲んだ。

なんだか拍子抜けしてしまった。
結局、体調不良による一時的な母乳拒否だったらしい。


それから2日くらい、4日間張った状態を保っていた影響で母乳の分泌量が減ってしまったのか、息子がおっぱいを咥えながら怒っていた。

いやいや、君が飲まなかったからだよ(笑)


今は、前よりは多少分泌量が減った感じはするけれど、ほぼほぼ元の状態に戻ってきている。



それにしても、突然の卒乳はどれだけ圧抜きをしても岩のようなガチガチのおっぱいが出来上がってなかなかしんどかったので、徐々に減らしていく形で上手く卒乳まで持っていけたらいいなと思っている。


突然飲まなくなるのはもうやめてね、息子よ。



それでは。

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