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宇沢弘文 著作のおすすめ

⭐️人間の経済⭐️ 新潮新書 
  入門に最適。講演やインタビューをまとめています。経済学の基礎知識がなくてもすんなりと読めます。こんなことと繋がっていくのかという驚きもあります。

⭐️社会的共通資本⭐️ 岩波新書
  社会的共通資本を深く知りたくなったらこちらからどうぞ。根源的な理論なので、その応用範囲は多岐にわたります。それらが有機的につながっていくことを感じていただければ。

⭐️自動車の社会的費用⭐️ 岩波新書
  1974年刊行にもかかわらずその考え方は現在にも通じることがあります。中国・韓国でも近年翻訳されました。宇沢の日本での活動の方向性を明確に提示した本です。日本での最初の出版物でもあります。

⭐️経済学は人々を幸福にできるか⭐️ 東洋経済新報社
  私の中では、最初にお勧めする3冊のうちの定番の1冊です。池上彰さんの解説が秀逸。

⭐️生命・人間・経済学⭐️ 日本経済新聞出版社
  40年前の分子生物学者の渡邊格先生との対談集。生命とは何か、民主主義とは、若き宇沢が熱く語っています。科学と人間、国家の役割、弱者とは。現在の日本の状況を考え直すヒントがたくさん語られています。全盲ろう者として初めて東大教授となった福島智先生のまえがきも力がこもっています。

⭐️宇沢弘文の経済学 社会的共通資本の論理⭐️ 日本経済新聞出版社
  社会的共通資本を基礎にした世界観が広がっています。
最後の弟子である小島寛之先生の解説も読み応えがあります。

⭐️宇沢弘文傑作論文全ファイル⭐️ 東洋経済新報社
  論考を深めたくなったらこの一冊です。5000円近くしますし、厚いのでハードルが高めですが、取りこぼしなく網羅していくのならば外せないです。


⭐️地球温暖化を考える⭐️ 岩波新書
  小学生にもわかるように心がけたそうです。(四谷大塚のテキストに載りました。)基本中の基本が抑えられる本です。

⭐️経済学の考え方⭐️ 岩波新書
  経済学の歴史を含め学んでみたい方にオススメです。イタリアのシエナから30分ぐらいの山の中で夏を過ごした時に、参考資料ほぼなしで書き上げた一冊です。恐ろしいほどの記憶力です。原稿用紙もありませんでしたので、母が白い紙に定規でマス目を作って原稿用紙とし、街中にコピーに行ったという逸話つきです。

⭐️算数から数学へ⭐️ 岩波書店
  数学の世界の奥深さに触れられます。数学が苦手だった方にこそお手に取っていただきたい。
興味が広がったら『好きになる数学入門』にて深いところまで進んでいってください。

⭐️日本の教育を考える⭐️ 岩波新書
  自身の経験を基礎に、教育の本来あるべき姿を語っていきます。各人の内的な可能性を伸ばしていくという考え方はどんなところでも共通する考え方なのではないでしょうか。

⭐️成田とは何か⭐️ 岩波新書
  成田空港にまつわる諸問題を解説しています。空港予定地の接収に端を発した問題の解決になぜこんなにも長くかかったのか。空港問題が始まってから25年も経ちようやく開催することができた円卓会議に学識者として参加し、その本質に迫ります。

⭐️経済学と人間の旅⭐️ 日本経済新聞出版社
  日経新聞の私の履歴書の連載をまとめたものが中心です。

⭐️宇沢弘文のメッセージ⭐️ 集英社新書
  30年間岩波新書等でサポートしてきた編集者の大塚信一さんによるもの。宇沢の流れにご興味が向けばこちらがわかりやすいです。


宇沢以外の方の著作

⭐️資本主義と闘った男⭐️  講談社
ジャーナリスト佐々木実さんによる評伝。600ページ超の大作です。とても読みやすく、経済学史の流れもよくわかります。城山三郎賞石橋湛山賞を受賞されました

⭐️宇沢弘文の数学⭐️  青土社
宇沢最後の弟子、小島寛之さんによる数学関係のお話です。数学が苦手な人でもわかりやすく解説されています。

  


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