カットが上手な美容師さんとは⁇

美容師の醍醐味である、
カットについて、わたしなりの解釈で
今回まとめてみますね^ ^

目次
①経験年数やキャリアや、実績は関係ない⁈
②美容師が思う上手いと、お客様が思う上手いはちょっと違う
③お客様が何を優先するかでも上手いは変わる！

その前に、そもそも【カットが上手な美容師】って言う定義って特にないから、だから迷ってしまうんだなぁと思います。
人によって【かわいい】【かっこいい】【ステキ】の感覚が違うのと同じかなぁと。

それをふまえて書きます！

【①経験年数やキャリアや実績は関係ない⁈】

カットの技術って、専門が学校では国家試験用は学ぶけど、実際は入社したサロンで学ぶんです。だから、資格があればカットできるってわけではないんですよね。
基本となるカットは入社したサロンによるので、そこから違いが出ます。確かにスタイリストなりたてだと経験がまだまだだから『？』と思うことはあるかもしれません。

でもお客様目線だと、店長だから必ず自分の髪質に合うカットをしてくれるとは限らないし、若いから合わないってこともないんです。
髪質と同じぐらいカットも技術もたくさんあるので、そこのすり合わせがピタッと合うかどうか？かなぁ。

美容師をえらぶ基準は、技術以外の要素がたくさんあって、それも全部含めて【この美容師さんにお願いしたい！】が決まるからです。

【②美容師が思う上手いと、お客様が思う上手いはちょっと違う】

美容師目線だと、技術的な部分で【上手い】を判断しますよね！
この美容師さんは梳き方が上手い！とか、ラインがきれい！とか、ボリューム感を作るのが上手い！とか…

お客様目線だと、『なりたい自分』『なりたい髪』を理解してくれて、それを受け止めてくれているか？

そして、目に見えない安心感を感じるかどうか？

何度も行きたい美容室や美容師さんを探すのに、無意識で求めているものって…

・技術レベルの高さ
・流行と定番を抑えているか？
・気配りは行き届いているか？
・自分の好みをすぐに理解してくれるか？
・美容師の出す雰囲気
・カットの値段
・場所やブランド力

があると思うんです。

しかもそれの優先順位が人によって全然違う！笑

だから、美容師目線とお客様目線での判断基準が違うんですね〜

【③お客様が何を優先するかでも上手いは変わる】

●技術レベルを優先
→早くて正確に切れるか
→左右対称かどうか
→ガタガタになっていないか
→持ちがいいか

●流行と定番を抑えているか
→年齢、性別、髪質によってできるスタイルや似合うスタイルがあります。そこに流行りの要素や今どき感をパーマやカラーでコラボしているか。

●気配りはできているか？
美容師ってほとんどこの要素じゃないかな？声がけや気遣いでできてる！！笑

→触り方が雑じゃない
→暑さ寒さとか、居心地がいいか聞いてくれる
→その居心地の良さを感じさせてくれる
→自分の希望を心から聞いてくれる
→悩む気持ちを分かろうとしてくれる
→お客さん目線と他人目線の、両方を考えてくれる
→子どもがいるとか、朝忙しいとか、ライフスタイルを考えた提案をしてくれる
→何を今日は大事に、優先したいか？をちゃんと考えてくれる

とかとか…

『話を聞いてくれるか』って大事！！

●自分の好みを理解してくれてるか
→やりたいスタイルがあったとしても、どうしても残したい長さや、前髪の長さとかあると思うんです。誰でも。
そこを分かってくれて、提案してくれるかどうかは大切ですね！

●美容師が出す雰囲気
→言葉には出さなくても、持ってる雰囲気というか、内面が表に出ますよね。
それが、目に見えない安心感があって任せても大丈夫かどうか？

特に初めては不安だから、この人に任せても大丈夫‼︎って思わせるように、美容師が見た目や声がけを気をつけることって大切！　

●カットの値段
土地柄や、ブランド力でも変わってくるところで、少し高くても上手にカットしてほしいって方もいれば、コスパ重視の方もいますね！

●場所やブランド力
銀座とか表参道とかの場所？人気美容室？
実績がある？
それを重視する方もいます。

【まとめ】

どれを優先してもどれも正解！だから迷っちゃうと思うんだけど、やっぱり…

最終的には人と人。

なんだなぁぁぁ思います。

こんな時代だからこそ、リアルでも会える良さや人の温かさに触れられる美容室は、技術以外の要素がすごく大事だと思います。

そして美容師の仕事って、小さい頃から歳をとっても携われる唯一の対面接客業。
友達でも家族でもない、不思議な距離感があって、そこがすごくわたしは価値を感じるところなんです。

だからずっとやってきた。

【やりがいあるし、楽しいし♡】

ステキな美容師＆美容室にて巡り合えますように♡