🌼東さんのお話についての感想🌼

初めまして。私はエリックゼミ2期生の川口真凜と申します。今日は私の中学時代の話と、東さんの先日のお話を聞いての感想をnoteに書いていこうと思います。少し語りが多くなってしまうかと思いますがご了承ください🙇‍♂️

私は中学時代ハンドボール部に所属していました。入部のきっかけをお話しますと、まず私の中学校も東さんの学校と同じく何かしらの部活動に入らなくてはいけないという決まりがありました。当時の私はクラシックバレエを8年間やっていたこともあり、新体操部に入部しようと考えていました。しかし、ある日突然父が『姉ちゃんもハンドボールやっているしお前もやれ、入部したらスマホ買ってあげる。』と言ってきました。単純な私はまんまと物につられハンドボール部に入部しました（笑）また、姉がサウスポーなこともあり試合で活躍していたのでその姿を見ていた私は憧れも少しありました。このような経緯で私はハンドボールに出会いました。

そして入部後、運動が嫌いな私は1年生の課題である体力づくりに心が折れました（笑）毎日筋トレ、外周ばっかりでボールに触らせてもらえません。1年生なので生意気なことも言えず上下関係に揉まれ、家に帰っては姉からのダメ出しを受ける日々でした（笑）姉が上手だったこともあり、周囲からの私への期待もなんとなく感じていました。期待を裏切りたくなかったので必死練習に食らいつきました。

2年生になると試合に出させてもらう機会が増えました。スタメンで出場した時はとても嬉しかったですし、ハンドボール経験者の保護者の方に『真凜は磨けば光る』と褒めてもらえた時は努力してきてよかった、と心の底から思いました。私の地元にはハンドボール部がある中学が2校しかなかったので、1つ勝てば東海大会や全国大会に出場できました。こんなゆるゆるの条件下で全国大会に出場した時には他県のチームにボッコボコにされました（笑）中学生らしからぬフィジカルやスキルの高さに圧倒されましたがとても良い経験になりました。

↑中学3年生最後の大会の写真です。卒業アルバムから引っ張ってきました（笑）

3年生になって初めて挫折をしました。練習中に骨折をしてしまい部活に参加できなくなってしまったのです。そんな状況でも、当時スタメンだったこともあり調子に乗っていた私は怪我をしながらも部員のプレーに口を出すという嫌なやつになっていました（笑）あまりに言い方が上からだった私は、そのせいで部員と揉めてしまい部活も大嫌いになり何度かサボるようになりました。部活に行きづらく居場所がありませんでした。今となっては大袈裟ですが当時は死にたいと思うほど辛い状況でした（笑）
母はそんな私をいつも傍で支えてくれました。一緒に涙を流してくれたこともありました。家族の応援もあり、私は無事にハンドボール部を引退することができました。この件で私は親の有難みを知ることができ、もう迷惑かけちゃいけない、悲しませちゃいけない、と思えるようになりました。
今思えば、完全に天狗になっていたな〜と（笑）当時の私は、東さんのお話の中で何度もでてきた言葉『思いやり』が欠けていました。私はこの挫折がきっかけで相手の立場になって物事を考える、ということを学びました。上からプレーを指摘するのではなく、こうするのはどうかな？とか、こうしたらもっとパス繋がるようになると思う！とか、こんなふうに言えることが出来ていたらもっと違う人生だったと本当に思います。言い方って大事ですね（笑）でもこの挫折を経験しなかったら今頃どんな20歳になっていたことか！やはり挫折してから気づくことは多いのですね（笑）そう思えばこれもいい経験でした！😂

東さんのお話を聞いて、団体競技であるハンドボールは思いやりの心が特に大事だなと思いました。試合ひとつとっても、レギュラーメンバーの場合自分だけが勝手にプレーしていても勝利に繋がらない。他のプレーヤーに動きを合わせ連携してシュートまで繋いでいく思いやり。プレー中対戦相手を転ばせてしまったら謝る。これも相手への思いやり。ベンチにいるチームメイトはとにかく応援。試合に出れないからいいや、じゃなく仲間としてサポートしてあげる。例えばタイムの際には水を持っていってあげるとか、タオルを手渡ししてあげるのも、さっきのプレーよかったよ！と言ってあげるのも思いやりです。思いやりの心がないと団体競技は難しい。失敗して挫折を味わった時にどれだけ人のためになることが出来るか。東さんもおっしゃっていましたが、自分が一番辛いときにこそ相手を思いやる。骨折から復帰後、結果的にはスタメンに返り咲くことは出来なかったけれど、じゃあ私に出来ることはなんだろう。チームメイトのサポートを全力ですることだ！考え方を変えたら自分も楽になりました。私はハンドボールを通して相手を思いやる大切さを学ぶことができました。

↑1列目の一番右が私です。こちらの写真も最後の大会のものです。もっとニコニコすればよかったあああ何クールぶっているんだああああ！

私たちが卒業した後、唯一の対戦校が廃部になってしまい女子ハンドボール部が私の母校1校だけになってしまいました。また、今開催されている東京オリンピックではハンドボールも行われています。しかし録画で放送されることや、他の競技と時間帯が被るとテレビで放送されないこと。ハンドボールはまだまだ知名度が低いな、と感じます。
東さんのお話にはとても共感しました。ハンドソープボールかあ。いきなり本格的なハンドボールだとハードルが高いから、遊びも兼ねてみんなで楽しくプレーできるから楽しそう！こういった方法でハンドボールって楽しいんだよ！ということを知ってもらい、少しずつでもいいからハンドボールが人気になっていくと嬉しいなと思いました。ハンドボール業界がもっともっと盛り上がっていくことを願います。私も何かしらのかたちで携わることができたらいいな😊

最後まで読んでいただきありがとうございました！