舞洲スポーツアイランドで自転車クリテリウム

2021年4月4日(日)、大阪市の舞洲スポーツアイランドで自転車のクリテリウムレースが開催された。通称舞洲クリテ。主催はJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)だ。


当日は雨予報だったため、傘とカッパを持って会場へ向かった。レースに出るならば自転車を運ぶ必要があるため車で会場入りする方が多いだろうが、今回は公共交通機関を使った。JR環状線「西九条」駅から市バス81系統舞洲スポーツアイランド行きに乗って約26分。駅から会場まで距離にして約7kmなので歩いても行けなくもない。(実際に試そうとしたが迷子になりかけたのでバスを使った)すぐ近くにユニバーサルスタジオジャパンがあるので、遊びに来るにはちょうど良い立地かもしれない。

レースそのものはお昼からで、一番上のE1カテゴリから順番に開催される。観戦だけならお昼ご飯ついでに楽しめるスケジュールだ。広大な敷地内の一角にある「空の広場」特設コースに設けられた会場には、食べ物が買える出店が何店舗か出店されていた。

実は舞洲クリテは二日間開催されるレースなので、レジャーを兼ねて泊まりでも良いかもしれない。土曜日はクリテリウムではなくタイムトライアルとなっている。日曜日のクリテリウムは1周0.85kmの周回コースを反時計回りで走り、最終回の順位を競うレースだ。短い距離を何度も(E1カテゴリで35周回)走るので、戦況が見やすい。レース中にはスプリント賞も設けられている。

朝から曇っていた空は、F(フェミニン)のレース中にポツポツと降り始めお昼には本格的な雨となった。午後から始まるE1からM(マスターズ)のレース前に人が集められ何やら会議が始まった。ただの観客からはただのミーティングに見えたが、雨中のレースは危ないので中止になるかどうかの協議が行われていたらしい(おそらく)。少し離れたところから聞くところによると偉い人が何度も「前を見てしっかり走ってください」と言っていた。大事なことだから3回言ったのだろう。濡れた路面を安全に走るための空気圧についても話があったらしい(後日談)。そのような色々な配慮の元、無事レースは行われた。落車された方もいたようだが、全カテゴリのレースが行われ、会場は静かに幕を閉じた。





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