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電車キャンプ日記◎be北軽井沢キャンプフィールド

2022年11月7日、北軽井沢の「be北軽井沢キャンプフィールド」へ行ってきた。

来春オープンするキャンプ場で11月までがプレオープン中のさくぽんとヤマケンのキャンプ場。
予約はコチラ https://reserva.be/becampfield

2人のブログ(ハイパーキャンプクリエイターズ)はウチのキャンプ教科書。その2人がキャンプ場を始めると聞いた。もう嬉しくて11月中に絶対行こうと決めてたんやけど,,,

息子夫婦が突然友人達と11/7〜8行くけど一緒にどう?もしウチが行くならエリー母(お嫁さんママ)も行くって〜っとLINEがきた。

そうなん⁈そんなら行くー!って事になって急遽行くことにしたのは3日前。遊びになるとフットワークは軽い。バタバタとキャンプ準備をした。

大阪から車か電車かで少し悩んだ。所要時間は同じぐらいだけどキャンプ後の帰りの運転は結構大変かもと思い電車キャンプにした。

経路は新幹線で京都→東京→軽井沢。そこからバスで向かう。

荷物はキャリーバッグとリュック。テントはパンダライト。シュラフや焚き火セットなど一式。あと冬装備でUSBの膝掛けや湯たんぽなどを詰め込んだ。

所要時間時間は約6時間半。お昼には到着したいと思ったが自宅から最寄りの駅まで行くバスの始発は6時台しか無い。。。

当日の朝トイレで4時に目が覚めた。よし!っと思い最寄駅まで車で行って始発の電車に乗ることにした。
ひとり旅はこういうお気楽さができるのである。

※駅から少し離れるが24時間の駐車場の一泊二日の駐車料金は¥2,200だった。千円札が無くて再び駅のコンビニへ戻るをやってしまったけど…。

始発は空いてるし荷物を気にする事もなく京都駅から東京駅へ。しかし月曜早朝の新幹線は意外と混んでいた。

ウチの隣の座席には明らかなキャリアウーマン。パソコンで作業しながら車内販売が来たらコーヒーを注文。支払いはなんとコーヒーチケット!
ウチは新幹線にコーヒーチケットが存在する事を初めて知った。

そして東京に着いたら次は軽井沢行きの新幹線に乗り換えて軽井沢駅へ。そしてバスに乗って北軽井沢駅に到着。

バスは観光バスみたいなバス。バス内の通路はキャリーバッグで通れない幅だったが北軽井沢駅が終点の駅のバスだったのでキャリーバッグをバスのトランクへ入れて貰う事が出来た。

乗り継ぎも順調過ぎてトイレに行くタイミングも無く11:00少し前に北軽井沢駅に着いた。

エリー母には11:30頃に到着しそう。今バスに乗りました〜っとLINEしていた。道中の紅葉も美しくて順調順調〜♪

でも問題はここからやった。軽井沢駅から草津温泉行きのバスに乗ればキャンプ場近くの吾妻バス停で途中下車して徒歩3分で到着。

しかし、もともとそのバスの時間には合わせられなかったので北軽井沢行きのバスに乗ったのだ。

北軽井沢駅からは車で約5分なので駅からタクシーで行こうと考えていた。(※この時点でキャンプ場に連絡すれば北軽井沢駅からの送迎も可能だそう)

だが、駅にあるタクシー乗り場にタクシーは一台も無し。看板にあったタクシー会社へ電話すると「あ〜今日はそっち方面の車は無いんだよね〜。ごめんね〜」えー!考えられない!

地方はこういう事もあるんや…。仕方なく駅の観光案内所で地図を見せてもらう事にした。

案内所の受付には1人の女性がいた。大阪からこの時間に到着したウチにビックリしながら地図で丁寧に説明をしてくれた。

歩けなくは無い。けど、この荷物とウチの足だと1時間はかかりそうな距離感。そして、この先にお店は無い。 
バスはウチが到着する10分程前に出ていたので次のバスは1時間20分後。

案内所の女性が荷物を置いといていいから買い物してきたら⁈っと言ってくれレジ袋2枚をくれた。ウチは荷物を預かってもらい近くのコンビニへ買い出しに行くことにした。

北軽井沢の駅からコンビニまで徒歩2分ぐらい。
セブンイレブンとローソンが並んでいた。ウチは手前にあるローソンでパスタやビールや唐揚げなど購入した。ウチは底なしによう食べる。。。

そして隣接の久保農園でパンを買ったらじゃがバター無料券をあげるから良かったら食べて行って〜っとレジの人に言われた。


何処?見渡してもそんなんやってそうに無いからウロウロした。

もう一度店内に戻り「あの〜この券の意味がよくわからないんですが」っと言った。

そしたら店員さんが「道路を挟んで向こうにお店があるから」って事だった。
何や〜!真向かいにお店があるやん…。ちょっと恥ずかしかった。

そして美味しいじゃがバターを食べさせて貰って観光案内所へ戻ったら地元の女性2人と男性1人が増えていた。

荷物を預かって貰ったお礼を言うと「バスまで時間あるからお茶でも飲んでー。奥に用意してあるから」と言われた。

目隠しの仕切りの裏に回るとテーブルの上に花豆煮や大根漬けやお菓子などが並びウチ用の小皿とお箸が用意されていた。
ようこそ北軽井沢へ!っというような雰囲気で暖かな空間だった。

珍しい食用ホオズキも食べさせて貰った。

電車キャンプは大変な面もあるけど旅先で人との交流も楽しめるから楽しい一面もある。

翌日にはお礼も言わず大阪へ帰ってしまったので次に行った時には必ずお礼にお伺いしたい。

その後バスに乗りワクワクしながらキャンプ場のすぐ近くの吾妻という停留所で降りた。約5分だったが歩けばウチの足だとやっぱり1時間かなぁ。

わぁ〜やっと来た!っと思った瞬間…嘘やん!
ウチは買った食材全てをバスに忘れて降りた事に気づいた。

ウ〜…そんな気分で歩いてるとキャンプ場が無い!徒歩3分やのに。。。

道路から左に少し入った所に看板はあったのだが、荷物忘れのショックなのか見逃して行ったり来たり。

結局エリー母に電話して迎えに来て貰った。ありがたかった〜。いつも何かとすみませんって感じである。

そしてそして遂に到着!

キャンプ場は自然豊かな木々に囲まれた素敵なキャンプ場だった。
ヤマケンさんが薪ストーブに薪をくべながら笑顔とジョークで迎えてくれた。

またウチの荷物を見て「よく入ったねー」と言ってくれて少し照れ臭かった。が、内心は飛び上がる程嬉しかった!

そのキャンプ場は暫く放置されていたキャンプ場なので今は一部のサイトだけ整備されてプレオープン中。敷地はかなり広いし難題もいろいろあるそう。

2人が目指す理想的なキャンプ場。来春の本格オープンまで大変そう。だが彼らの友人知人らも助っ人としてこの場所を訪れ、現在整備作業は着々と進められている。

トイレはみきちゃん( @tetomiki )が担当し可愛くて素敵でだった。この可愛さはあの2人からは無理であろうかと思う。

靴を脱がずに履けるスリッパ。冬は特に有難いと思った。また、そのお陰でトイレ内は清潔感があり、温水便座やパネルヒーターも完備されていた。

彼らの整備中のキャンプ場には、いろんな人たちが喜んで手伝いに来ると言う。2人の人柄に魅了されてるんだと思う。

ウチも2人に初めて会った時に彼らの誠実さと夢に向かって頑張る姿に感動した事を覚えている。
キャンプの師匠としても勿論尊敬している。疑問があれば2人のブログにその答えが必ずあるから。

そんな2人が運営するキャンプ場だから将来間違いなくキャンパー憧れの聖地になっていくと思う。

いよいよ!キャンプを楽しむぞ〜しかし、その前に腹ごしらえを。少し休憩した後エリー母の車に乗せてもらい再び買い出し。ローソンは何となく入りづらかったのでセブンイレブンでリベンジ。

その日の夜は姑同士で語り、その後は真ん中に設置された息子夫婦らのお籠もりテントにお邪魔して全員集合。よく食べよく飲みよく笑った。

就寝準備になると管理棟には毛布や使い捨てカイロが置かれていた。

寒さ対策は用意してきたが流石に毛布は持って来れない。こういう押し付けがましく無く、相手の立場に立って物事を考えられる。そして細やかな配慮が出来る2人に改めて感心した。ウチは保険用として毛布を1枚借りた。

これが良かったー。さぁ寝ようとしたらテントのファスナーがどうやっても閉まらない。そのうちファスナーのフックがポロッと取れ破損した。

おわかりだろうか。夜から明け方まで零下の世界でファスナーが閉まらないテント泊の恐怖感。
しかし借りた毛布のお陰で寒さを全く感じず朝まで爆睡。まぁ酔ってたって事もあるけど。。

道路から近いけど夜は殆ど車が通らず静か。ちょっと行けば民家もチラホラあるから安心感もある。
凄い山の中って言うわけでもないが自然を充分満喫出来る環境。
ソロからファミリーまで幅広い層に対応出来るキャンプ場だ。

翌朝はキャンプ飯のプロで書籍も出してるちぐちゃん( @chigucammoc )の絶品煮込みうどんをご馳走になった。美味しかった〜

こうして息子夫婦と同じ年代の人達とダブル姑でワイワイしながら楽しい時間はあっという間に過ぎた。

ウチは頑張りすぎる2人の体調を心配しつつ「be北軽井沢キャンプフィールド」を後にした。若い時って無理をしてる事すら気付かないで頑張ってしまうもんやから。

でも、夢を叶えるにはなんと言っても体が資本。あ〜…厚かましいが勝手に2人の母になってる気がする。

来春オープンしたら大阪からは少し遠いが、のんびり出来る環境なので連泊で行き北軽井沢の春を満喫したいと思ってる。

*あ、破損したパンダライトは現在テンマク修理センターで修理中。
正規店で買うと後々のケアも安心。出来上がりは12月上旬〜中旬と連絡がきている。

今年最後のキャンプは12月でまた電車キャンプになる予定。次は埼玉県へ。なんとか間にあって欲しいんやけどねぇ。



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