見出し画像

ソロキャン女子忘年会。くぬぎむら「静かな」キャンプフィールド

2022年最後のキャンプは12/20〜22の電車キャンプとなった。

1泊目は埼玉県ときがわ町の「くぬぎむら静かなCF」
*ここは毎月第三火曜日のみ営業。詳細はTwitterワタナベノリコさんの@vewatanaを。

そのキャンプ場、実は息子夫婦が運営するキャンプ民泊NONIWAから車で20分程の場所にある。

昨年オープン初日の7月に行く予定で前日には車で静岡県の朝霧高原まで行きキャンプ泊をした。
そして翌日向かう予定だったが、数日前の豪雨で道が通れず断念したからリベンジであった。

前回は車で行こうとしたが、今回は途中地点での前泊が出来ないので電車にした。7時間半の運転はキツかった記憶があるからだ。電車だと約半分の時間で行ける。

キャンプ道具を詰め込んだキャリーバッグ2つと手作り味噌や庭で育てたさつま芋とかを入れた段ボールを1つ。
この3つを前日に息子夫婦の所へ送る事が出来たので今回はリュック1つで身軽になった。
しかし宅配料は¥5,500超えで一瞬クラ〜っとした。¥5,500出すんやったらアレ買えた⁈ とかすぐ思う性分。。。

当日は新幹線で品川まで行き、そこから池袋まで行って乗り換え。しかし,,,LINEでキャンプ飯を何にするかやり取りしているうちに…ここは何処?

東京の土地勘ゼロやから駅名を見てもさっばり。到着時間過ぎてるやん⁈ 乗り過ごした!
慌てて降りたのは秋葉原。ダッシュで反対ホームに走り再び池袋を目指す。
リュック1つで良かったもののダウンを着てたから暑いのなんのって。

かなり乗り過ごしてたようで長くて不安だった。次が池袋って見た時は思わずやったーって感じでにやけてしまった。

そして小川町に予定より30分遅れて到着。駅前のヤオコーで食材を買い、迎えに来た息子の車に乗って10月にオープンした息子夫婦のお店「GRID」にちょっとだけ寄った。

あ〜夢の一歩を踏み出せたんやなぁっと思うと感慨深かった。でも時間がない!帰る時又ゆっくり見るわって感じでバタバタとNONIWAへ行きウチのキャリーバッグと借りた毛布やポタ電などをエリー母(お嫁さんママ)の車へ積み込んだ。

NONIWAは手ぶらでキャンプが出来る所やから全部借りても良かったんやけど。
テントへの愛着が邪魔して¥5,500。ここにきて悔いはないかとも思った。あの乗り過ごしダッシュの事を思えば。

そしてエリー母の車に乗せて貰って静かなCFへ。

到着予定より遅れていたのでキャンプ場を運営するノリコさんへ「あと5分ぐらいで着くってLINE送って〜」とエリー母に頼まれた。

「そやね!」と言ったが老眼鏡が無い!息子の車に落としたかなぁ…まぁ文字は打てるからって送った。しかし送った相手先がエリーちゃん(お嫁さん)だった事を到着してから知った。意味ないやん…ノリコとエリコは似てる。

そんなこんなで到着したキャンプ場は小学校跡地を利用した山の上にあり、凄く静かで木々の呼吸が聞こえそうだった。

ここで働く地元の女性は明るくて親切だった。

オーダーしていた地元のひもかわうどんを食べ終わった頃にバイクキャンパーで編み物上手のさじまるさんが到着した。ウチは初対面でやっとお会いできて嬉しかった。

間近で見たライダーブーツはカッコよかったなー。そしてバイクでキャンプをする装備もワクワクでチェックさせて貰った。
頂いた手編みの可愛い缶ホルダーはこれからウチのキャンプのお守りにしよう。ビールも隠せる!

昼食後は各々のテントを設営。ウチは修理から戻ったパンダライト。この日は他にパンダTCのテントが2つ。さじまるさん語録「テンマク祭りじゃ〜」
確かにこの〝ダブルとんがり屋根シルエット〟は最高だった。

この日は快晴で満点の星空も広がっていた。ウチはキャンプ晴れ女とも言われるが裏切らなくて良かったと思った。

それぞれに焚き火やキャンプ飯とお酒を楽しみながら会話も弾んだ。ノリコさんとさじまるさんが同級生だとわかっただけで歓喜する還暦キャンパーのウチら姑'sである。

4人でユニット組んで何かしよ〜‼︎ 訳のわからないユニットが誕生しそうだ。
但し3人は関東でウチだけ大阪。は⁈…ではある。

終盤には突然チョコとバナナとマシュマロで作るスイーツ大会に。4人で夢中になり「ハイ!出来ました!」とか言うて自信作を見せ合った。ウチのは鉄板でマシュマロが焦げコーンフレーク入りみたいになってたけど。

そんな盛り上がりの最中に息子からLINEが届いていた。どうやらウチの老眼鏡は旅立っていたようだ。

皆んな見つかって良かったね〜と爆笑。ウチはキャンプで必ず何かを壊したりする⁈
キャンプに行く時は100均メガネと決めてて正解だったと…それも2つが大正解。

改めて。ここのキャンプ場は女性専用で運営するノリコさんはキャンプインストラクターで頼りになる存在である。そしてユーモアとサービス精神が抜群の明るい女性である。

女性ソロや少人数の女性グルキャンには最高の隠れ家的な場所になると思う。

翌朝はテントサイトから日の出を見ることができる絶景も広がっていて感動した。

普段は仕事や母の介護に追われる毎日やからキャンプは自分に与える報酬だと思っている。
自然豊かな場所で見る星空や旭日は不思議なパワーがあるからキャンプはやめられない。

翌日の朝ごはんは納豆おにぎり。前夜にガス缶を使い切ってしまったので初めて焚き火でご飯を炊いた。コレがまた上出来で皆んなにも押しつけた。外で食べるご飯は何でも美味しい。

その後ゆっくりしながらの撤収。お昼ご飯は近隣の小川町へ行き強い女のカレーショップで。
スパイスが効いていて香りも抜群。ウチ好みの味でお代わりしたいぐらいだった。

ほらあそこ!見ると息子夫婦…ここで再会するとは。
移住した息子夫婦はまだまだ未熟であると思うのだが地域の方達にも暖かく支えて貰っているんだなぁと思うと本当に嬉しかった。

過疎化する里山で自分達に出来る事をやっていこうとする息子夫婦の想いが受け止められている事を感じた。

そして、ときがわ町に戻り息子夫婦のお店GRIDに寄って老眼鏡を回収。息子夫婦は不在だったが同じ敷地内で週末のみ珈琲店を開いている「HOMIES COFFEE」さんが作業に来ていて4人で美味しい珈琲を堪能させて貰った。
ここでさじまるさんとお別れし3人でノリコさんの山の家へ向かって忘年会2日目へ。

まるで学生時代の修学旅行みたいだった2泊3日の忘年会キャンプ。

ウチは元々ソロキャンが好きだが仲間とのグルキャンも又違う楽しさがあるんだと思う。
今年もいろんな形で無理をしないキャンプを楽しみたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?