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創作意欲の話

どうも。そだおれです。
昨日めちゃくちゃいい絵が描けた(自画自賛)んですが、その反動で今まったく絵を描けるコンディションじゃないので代わりに文章を書き散らかすことで気を紛らわそうと思います。アイデアも意欲もあるのに体力と気力が空っぽだと創作意欲だけがくすぶってモヤモヤするので……

私の気力と体力を全部持ってった絵です。
最初は色の使い方とかデフォルメのバランスに関する習作のつもりだったんですが、案外いい出来になっちゃったので1枚の絵として仕上げました。

まあそんなわけで、今日は創作意欲の話をします。どんな時、どんな場所で意欲が湧いたりアイデアが降ってきたりするか?みたいな話です。半分くらい自分用のメモみたいな感じですが、よければお付き合いください。


①菓子屋

冒頭に貼った絵もそうなんですが、私の描く絵はああいう鮮やかでポップな雰囲気のものが割と多いです。

雰囲気ちょっと違って淡めな感じだけどこんな絵も描きます
デフォルメじゃないのだとこんな感じのも描きます
お馴染み(?)すしすきーのヘッダー。代理とカメチャンを添えて。


まあこんな感じで。
こういう雰囲気の絵を描く時に参考にしているモチーフのひとつがお菓子です。
明るい雰囲気のカラフルなパッケージ、どこか懐かしさを覚えるチープな甘い香り、ころんとした可愛い形のグミ。海外からはるばる海を渡ってきたであろう派手な色のお菓子。きらきらしたザラメをまとった飴。
お菓子は創作において私が求めている可愛さが濃縮された結晶のような存在だと思っています。
そんなお菓子がぎゅうぎゅうと肩を並べて、所狭しと並んでいる菓子屋。私にとってはインスピレーションの宝庫です。
スーパーとかコンビニのお菓子売り場もいいんですが、やっぱり菓子屋という空間からしか得られないワクワク感はありますし、その感情からしか得られないアイデアもあると思っています。
店に一歩踏み入れた瞬間に全身にほんのり感じる甘い匂いとか、お菓子だけがぎゅ~っと一面に詰められている棚の暴力的な情報量とか。こういうのはスーパーとかコンビニじゃ味わえない気がします。
まあそんな事情があって、散歩の道中なんかで菓子屋を見かけるとついつい立ち寄ってしまいます。夜の街灯に引き寄せられる羽虫の気持ちがちょっとわかる気がします。
立ち寄るだけだったらまあいいんですが、店に入るとついつい何かしらのお菓子を買っちゃうのがちょっとつらいところです。やめようね。このままだとデ部の終身名誉部員になるぞ。いやもうなってるかもしれない。
もう助からないゾ♡


②お祭り・縁日

これも菓子屋と同じような理由です。視覚と嗅覚、それと味覚から得られるワクワク感がいい刺激になってくれます。
ここでもやっぱり一番インスピレーションを与えてくれるのは食べ物です。
チョコバナナとりんご飴が本当に好きです。あとこれは夏祭り限定になりますが、かき氷も。
見た目も味も私の好みど真ん中なので、お祭りの時はいつも買って食べます。もちろん写真も欠かさず撮ります。後でアルバムを見返した時にその写真からアイデアを得られたりするので……
その他にも、出店の屋台のひさしとか旗をぼんやり見て回るのが結構好きです。レトロめなデザインのものから現代っぽいデザインのものまで、いろんなバリエーションがあって楽しいなと思います。背景と文字の色の合わせ方なんかも絵を描く時の配色の参考になるので好きです。
たぶん私は周囲の情報量が多いほどその情報に刺激を受けて創作意欲に火がつくタイプの人間なんだと思います。


③雑貨屋

LOFTとかハンズとかそういうところです。
上記のふたつと同じくその場で見たモチーフから着想を得るということもあるのですが、雑貨屋は一味違った視点から着想を得られる場所でもあります。
私はここ数年ずっと一次創作をメインに活動しているのですが、こういう場所に行くことで、雑貨を通して創作キャラたちの普段の生活の様子について考えることができるのでありがたいと思っています。小さい頃からこまごました小物が好きで雑貨店を見るのが好きなタイプの人間だったんですが、一次創作を始めてからはそういう意味でも雑貨を見るのがもっと楽しくなったような気がしています。
アロマオイルとかアイマスクみたいなリラックスグッズを見て「うちの創作キャラならこの子がこういう雰囲気のものが好きそうだな」なんて想像してみたり、便箋を見ながら「あの子ならこういう雰囲気の便箋を選んで手紙をしたためたりするんだろうな……」なんて思ってみたり。
そういう「この子ならこうするだろうな」という想像、オタク的に言うならば、創作キャラへの「解釈」も絵のアイデアに繋がることが多いです。
例えば、「この子はリラックスグッズが好きそう」という解釈から、「この子がいい匂いのバスボムを使ってお風呂に入っているところを描いてみよう」って思うとか。便箋が好きそうなキャラなら、今度そいつが誰かに宛てて手紙をしたためている絵を描いてみようかな~って思うとか。そんな感じです。
こういうのはほっとくと忘れてしまうことが多いので、私は思いつき次第Twitterに投稿して記録しています。
Q:なんでTwitter?メモ帳でよくない?
A:「○○(キャラ名)、こういうの好きそうでかわいいな~~~~!!!!」くらいのノリでカジュアルにメモしておきたい時はメモ帳よりもTwitterの方が楽しいから……


④神社の境内

お前さっき自分で「周りの情報量多い方が創作意欲湧いてくるタイプなのかも」っつってたよな
神社の境内はむしろ情報量少ない方だろしばき倒すぞ

はい。そだおれもそう思います。全くその通りです。
が、神社の境内は例外というかなんというか……
鳥居をくぐってすぐ感じられる、しんと冴え渡った静かな空気とほのかな緊張感からしか得られないような刺激もあるわけです。
特に大きい神社だとこういうきりっとした雰囲気が強くていいなぁと思います。
心なしか周りよりちょっと冷たくて締まった空気を吸いながら、ご本殿まで歩いて行って、賽銭箱にからん、とお賽銭を入れる。柏手を打って、頭を下げて、少しの間目を閉じてまっさらな気持ちで願い事をしてみる。
時間にしてみればほんの数分で終わる小さいことですが、この一連の行為をすることで身体と心がすっとクリアになってリフレッシュできる感じがします。
そうしてリフレッシュしたおかげで頭もちょっとだけ整理されて、そこから新しくアイデアが浮かんでくるということがあったりします。
それ以外にも神社の各地を飾る装飾品(しめ縄とか神社幕とか)を観察してみるのも楽しいです。平安時代の装束みたいなしっとりした趣があっていいなと思います。清少納言の言うような「いとをかし」の感覚がちょっとわかる気がします。


まあこんなもんでしょうか。なんかガラにもなく割と真面目なことをたくさん書いちゃったな~って感じがします。まあたまには気まぐれでこんな感じのをぶち込んでみるのもそれはそれでいいでしょう。たぶん。
絵が描けなくて持て余してたモチベーションも上手い具合に消化できたので今日のところはここまでにしたいと思います。
よかったらみなさんも創作意欲の元になるものや場所について考えてみてください。それでもし気が向いたらこっそり私に教えてくれると嬉しいです。私も試してみます。
それではまた次回!今回もお付き合いいただきありがとうございました!