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リモートCS優勝!ディメンジョンチョーカー採用4Cガイアッシュ覇道解説

0.はじめに

こんにちはまりも(@potetolove221)です!
この度オリジナルレギュレーションのリモートCSで優勝することが出来たので使用デッキについて解説していこうと思います。

1.CSで使用したリストと対面

まずはCSで使用したリストと対面についてご紹介します。


1-1:大会で使用したリスト

今回のCSでは赤単、JO退化、アナ退化やドロマー退化が多いと予想してGSを豊富に採用して受けに少し寄せた構築にしています。

1-2:CSでの対面

1回戦青黒ナーガstar〇
2回戦ドロマー墓地退化〇
3回戦ドロマー墓地退化〇
4回戦チェイングラスパー〇
5回戦ラッカ鬼羅star〇
6回戦黒抜きガイアッシュ覇道〇


2.構築解説


2-1:採用カード解説


①フェアリーRe:ライフ
受け札兼初動枠です。
他に言うことはありません。


②天災デドダム
皆さんご存知の通り神初動です。
1.手札の減らないマナ加速
2.ヴィオラの蘇生先クリーチャーの墓地落とし
3.バスターから2体出せる即打点
などなど何時いかなる時でも強いカードです。


③ 闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ
基本的な使い道としては初動兼墓地利用系デッキへのメタ枠となっています。
また、上面でマナ回収を行いつつ盤面を処理する時に使用することもあります。


④ディメンジョンチョーカー
後ほど解説します。


⑤一王二命三眼槍
受け札兼バスターから出るSA枠として使用します。
基本的には
1.赤単のジャスキル+打点を止める
2.墓地退化のボルバル8や赤緑アポロヌスのアポロヌスドラゲリオンへの受け
3.貴重な赤マナ
として使用します。

⑥ドンドン火吹くナウ
STの受けとデドダム→ボルカ→ロストと繋げるためのカードになります。
現環境ではアルモモやバルカディアNEXによって止められてしまうという欠点はありますが、それを差し引いても余りあるカードパワーがあるので採用しています。

⑦切札勝太&カツキング-熱血の物語-
メタ除去、サーチ、チェンジ元、STなどなど
なんでもできる便利カードです。
デドダムから繋げることでガイアッシュや覇道などの手札に抱えておきたいカードや、チェンジ先のプチョヘンザやバスターを回収できます。
ディメンジョンチョーカーをバウンスして使いまわせるので何があっても抜けない優秀なカードです。

⑧流星のガイアッシュ・カイザー
このデッキのメインギミックです。
JO退化やラッカ鬼羅スターなどの踏み倒しをしてくるデッキ全般に刺せる上にプレイヤーへのアタックを制限できるのでとても強いです。
このカードが居るから覇道が入り、カツキングが入ると言っても過言ではないくらいのキーカードです。

⑨ロストRe:ソウル
受け札兼超優秀ハンデス枠です。
どの対面にもこのカード1枚使用するだけでひっくり返せるようなカードなので採用しています。
JO退化や赤単が多い環境ではGSとしての側面もあるのでダークネスよりも優先して採用しました。

⑩ヴィオラの黒像
優秀な受け札です。
デドダムやボルカと併用することで受けながらアドバンテージを稼げるようになっています。
墓地退化系統やグルメ墓地ソースなどの強力なクリーチャーでロックを仕掛けてくるようなデッキに刺さります。
ディメンジョンチョーカーで回収できるので仮に墓地に落ちたとしても回収することが可能です。
ブラキオ龍樹を破壊しながらカツキングを蘇生などのプレイもあるので手打ちすることもしばしばあります。

⑪勝利龍装クラッシュ”覇道”
このデッキのコンセプトでありメインギミックです。
EXターンを取りながら相手をぶん殴る圧倒的フィニッシュ力があります。
しかし、最初の方に引いてもマナに埋める以外の使い道がないので4投ではなく3投にしています。

⑫百族の長プチョヘンザ
カツキングやガイアッシュからチェンジできる有象無象のビートデッキを封殺できるカードです
赤単相手にカツキングがトリガーした時に返しのターンこのカードをプレイすることで何もせずとも勝てます。
また、墓地退化相手にはお清めで遅延しつつ、カツキングからプチョヘンザにチェンジしてぶん殴るプランが強いので2枚採用しています。

⑬蒼き団長ドギラゴン剣
説明不要の最強殿堂カードです
カツキングからチェンジできてデドダムやガイアッシュをぶん投げることが出来るのは本当に最強です。
抜く理由がありません殿堂なので1枚しか採用していないだけです。

⑭SSS級天災デッドダムド
優秀な除去カードです。
1.相手のザーディクリカやドルファディロムなどのEXライフを剥がしつつデドダムを2点に出来る
2.優秀な色マナとして使用できる 
などの理由から1枚採用しています。
本当に多彩な動きが出来るのでできる限り抜きたくないカードです。

2-2ディメンジョンチョーカーについて


この記事を読まれた方のほとんどはこのカードの採用を疑問に思っていると思います。
なぜヴェノミックハザードでは無いのか?そしてこのカードを採用するメリットはなにか?
今回はこの点を説明していこうと思います。

①なぜヴェノミックハザードでは無いのか?
そもそもこの黒ガイアッシュ覇道というデッキタイプの多くにはヴェノミックハザードの採用が見られます。

こちら画像です

なぜ今回このカードではなくディメンジョンチョーカーを採用しているのかについて差別化点を混じえながら説明していきます。

1.多色である点
このデッキは見ての通り多色カードが非常に多いデッキとなっているので、デドダムをプレイする上でノイズになるような多色カードをできる限り入れたくないという点があります。
その点においてディメンジョンチョーカーは黒単色なのでこちらの方が入れたいカードになります。

2.コストが大きい
このD2フィールドは除去されにくいというメリットがありますが、その分コストが大きく設定されています。
このカードの5コスという重さはガイアッシュ覇道において致命的な弱点になります。
なぜならばこのカードを5マナ帯でプレイしてターンを返すよりもカツキングやボルカをプレイする方が何倍も強いからです。
また、このカードの効果が真価を発揮するのは設置した終わりのターンになります。
なので覇道を無限に使うためには覇道が破壊される前にプレイしなければならないのです。
この点ディメンジョンチョーカーは3コストという軽さで即座に覇道+αを回収できます。

3.ハンデスに弱い
このカードは設置したターンの終わりにカードを回収する効果になります 。
なので返しのターンにまたハンデスされては元も子もありません。
しかしこのディメンジョンチョーカーなら即座に回収→使用とスピード感を持って使用出来ます。
また、ダークネスを採用している型ならば、ロストなどでハンデスされても墓地からデドダムと共に蘇生してドラゴン全回収という最強ムーブをかますことも可能です。

4.D2フィールド採用のデッキが減った
ジョー星やマッドデッドウッドなどの強力なD2フィールドを駆使するデッキが減ったので、そのカードの対策としてD2フィールドを採用する必要が無くなったからです。

5.Dスイッチを使わなくても返せる
このデッキならばDスイッチを使う必要がありません。
また、Dスイッチを使用することで手札が減ってしまうのでデメリットも考慮し、必要ないと判断しました。

以上の点からこのディメンジョンチョーカーの方が利点があると思い、採用しました。

2-3採用候補カードについて

優先度順に上から並べていきます

①絶望と反魂と滅殺の決断
デドダムやお清めシャラップなら繋ぐことで5マナ帯にプレイ出来るハンデスカードです。
デドダムやチョーカーを蘇生することも出来ます。
基本的にGSの枚数を増やす必要が無い場合はロストよりもこちらの採用を優先していきたいです。

②時の法皇ミラダンテⅫ
圧倒的ロック性能を持ったフィニッシャーです
今回の構築に入っていない理由は
①オリジナル環境でSTを持ったクリーチャーの採用少ない
②光の呪文を採用していない
という点になります。

③奇天烈シャッフ
JO退化や青単ムートピア、ネバーループの他にも呪文主体のデッキや同じコストのクリーチャーで何度も殴るデッキ全般に刺さる上にトリガーケアもできるオシャレカードです。
しかし、この構築ではドラゴンの枚数をできる限り増やしたいという理由や、呪文主体のデッキが少ないであろうという読みで今回は抜きました。

④機術師ディール/「本日のラッキーナンバー!」
青魔道具や呪文主体のデッキへのメタ、ラストの詰めの時のトリガー封じが出来るカードです。
しかし今回はヴェノミックハザードを抜いたことにより無限ナンバーが出来ない点を重く見て抜きました。

⑤ 音卿の精霊龍ラフルルラブ/「未来から来る、だからミラクル」
カツキングガイアッシュからチェンジできる呪文封じカードです。
このデッキでは
1.光を抜いているので下面の呪文が腐る
2.呪文を封じなくてもEXターンを取りながら殴りきれる
3.このCS出場時点で持っていなかった
点から抜いています。



⑥戦武の無限皇ジャッキー/「俺オレたちの夢は終おわらねぇ!」
下面の呪文はカツキングの5枚目以降のトリガーとして、上面は呪文主体のデッキを壊滅させるカードとして使用します。
2→4→6と繋いで最速で出すことで青単ムートピアや青魔道具は何も出来なくなります。
完全にメタ読みを通した際にしか活躍しないカードとなっていますので、採用は控えましょう。

その他にも色々なカードの採用を検討できますが、現状僕が採用するとしたらこのカードしか有り得ないと思ったカードを上げました。

3.対面の動きと有利不利

3-1:アナカラー退化、ドロマー退化対面

有利
目標はお清めシャラップで遅延しながらプチョヘンザもしくはガイアッシュカイザーの着地です。
仮に最速で退化された場合でもヴィオラやバラド、カツキングなどを駆使して耐えることができます。
最近の退化は寄成ギョウを抜く構築も多く見られるので出た時効果をバンバン使っていきましょう!
プチョヘンザを着地させれば安全に貯めてあなたの勝ちです。

3-2:赤単対面

微不利
これはもう受けがどれだけ引けるか、めくれるかによって変わります。カツキングさえ着地した上でターンが帰ってくればプチョヘンザにチェンジして勝てます。
受けを暑くしている理由は赤単に勝てないからです。

3-3:JO退化対面

不利
相手が動く前にガイアッシュを着地させることを最優先に動いていきます。
相手が先に動いて殴られた時は受けきれた場合かつガイアッシュを着地出来れば返しのターンにフィニッシュまで動くことが可能です。
基本的には不利対面なのでお祈りしましょう。

3-4:デイガライオネル対面

有利
何されても負けません。
相手の基本的なフィニッシュであるユニバースはバラドで受け、殴ってくるのであれば大量の受け札で迎え撃ちましょう。定石通りの動きであれば相手は踏み倒しているので返しのターンにガイアッシュを着地させて殴りきれば勝ちです。

3-5:5C対面

五分
どちらが先にロストを打つかというゲームになります。
相手は先行でネバーザーディクリカを駆使して最速でロストを決めに来るのが最前の動きですが、要求値が高いので決まったら泣きましょう。
こちらが先行を取れた場合、3→5→ロストと動くと相手よりも先にロストをプレイ出来るのでそれを目指しましょう。
ハンデスされてもトップからチョーカーを引けば全て解決します。

4.最後に


こちらの記事でデッキリストとして使用させていただいたのはデッキメーカー様です。
ディメンジョンチョーカーの魅力をわかってくださる方、黒ガイアッシュ覇道を握ってくださる方が増えるようになれば幸いです。
好評でしたら、今調整中の黒ガイアッシュ覇道の構築も載せようと思っております。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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