失われた独創性
子どもの頃、誰もが持っていた自由な発想や独創性は、大学受験を目標とする学校教育の中で失われてしまったように思う。
本来は、自分の興味のあることを追いかけて学ぶべきだ。
でも、大学に入る頃には、自分は何がしたいのか分からなくなっている。なんとなく大学に来ている。
夢って何だっけ?状態。
そして、いわゆる良い組織に入り働くことが'一般的'となり、心の奥底で思っている「こんなことしたいな」が、ほわほわと消え去っていく。
できるわけないよな。。
お菓子作りと写真を仕事にするなんて、できるわけない。。
みたいに。
どうすればそうなれるのか、わからないし、言い出せない。行動できない。
でも、組織に入って働いてみたら、じんわり気づいていく。
この生き方でいいのかな?
そしてどうしても抜け出したくなって、
自分の得意なことで生きて行きたいと心底思い、少しずつでも行動してみようと思ったのでした。
もちろん、組織で働くことが天職の人もいるから、
私が思っているのは、
どんな人も、何かしらの事に長けているはずで、それを呼びおこすと、自分らしさを強みに楽しく生きられるのでは。
ということ。
だから、自分の心に正直に生きるのが一番いいんじゃないかなぁ。
私が20歳の時、
インターンシップをしていたベンチャー企業の社長に聞かれたこと。
「人生やり直せるなら、何になりたい?」
あなただったら、なんと答えますか?
私はそのとき、
「売れっ子パティシエ」
と答えました。
この質問は、「やり直せるなら」という仮定が入ることで、現在のしがらみを排除した心の声が聞こえる質問だそう。
その時、社長は、
「売れっ子というのが、いいね。普通じゃないね。会社員向いてないんじゃない」と笑っていたけど、
確かにそうでしたね!
(^ω^)
いま、同じ質問をされたら、
「やり直しません、今のままがいいです!」と答えられると思います。
そういう生き方が、理想だなと思うのです。
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