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人生何があるかわからんねぇ本当に
まさかねぇ
15年もずっと1番仲良い人と
親友とも違う、心のドッペルゲンガーとしか言い表せられないような人と
このタイミングで付き合うことになるとはねぇ
彼氏になっちゃうとはねぇ
なんかまださすがに照れくさいというか恥ずかしいよね
でもまだわかんないけど間違ってなかったと思える自信はあるんだよなぁ
いやー不思議、でもなんかびっくりだけど、
割とすんなりと腹をくくれたけどね

流石に少しは告白されるのかな?なんてのも
頭をよぎってはいたけど
だったらどうする?なんてことまでは考えてなくてもちろん違うことだと思い込んでたよ
軽い感じで結婚報告とかだったらちょっとやだなぁなんて思ってた気持ちが
まさか自分の背中を押すことになるなんてね
めちゃくちゃ緊張してたね
結婚を前提にって、人生で言われる瞬間が訪れるとは!しかも河内に!
でも人生で1番素敵だなって思う女性って言われて
キモいとか重いとかそういうのなしに
嬉しかったんだよね
人生で尊敬してるランキング1位お母さんで2位りほで3位以下わかんないとか
彼女に嘘ついて遅刻して、相手がりほだったらこんなことしてないってお母さんに泣きながら話したとか
冷静にやばいエピソードだけど、そんなの嬉しいしなんかすごいなって
矛盾なく生きてるって言われたのが1番嬉しかったかも
だって15年間何も飾らずに振る舞ってきて
時期によって差はあれど、まあまあ近い距離で過ごしてきて
概念みたいな根底的な価値観の話も何度もしてきて、アホみたいなどうしようもない面白いこともたくさんしてきて
それで、自分が考えるりほのなかでまったく矛盾がないと思っててかつそこを尊敬してくれてるのって
めっちゃすごいことじゃない?????
結構マジ奇跡じゃない?????
りほだってたぶん尊敬してなかったらこんな長い深い付き合いはしてないし
一緒に同窓会の幹事したり学級委員したりしてないし
なんなら6年生の最後の運動会で自ら団長に立候補したくせに河内に投票しないし
したことで団長になれなくて副団長になったことをそういえば思い出してまったく後悔してなかったなーって思わないよね
日記とはいえこのエピソードでてくる自分もなかなかやばいわ
まあでもそれだけ稀有な存在であることは間違いないし
好きとか恋愛とか、まだ確かな感情として湧いてきてないしよくわかんないけど
社会性として足りてない部分とか不安要素とかあげたらキリがないけど
なんか楽しそう!人生おもろくなりそう!っていう勢いで決めてもいいんじゃないかな、って
ある意味冷静に、ちゃんと考えて答えを出せました
ちゃんとチューできるか不安だけど
まあそれ以外は大丈夫っしょ、的なね
いやできなかったら大問題なんだけどさ
でもそんなことはその時の自分に任せて
それ以上に今までの自分をまるっと認めてくれる人が特別な存在として近くにいるってのは
そうそうないことだと思うのよ
素晴らしいことだと思うのよ
そんな理由で決断しちゃうところ、めっちゃくちゃに里帆らしいね

心のドッペルゲンガーだけど、まったく性格の違う異性と生きていくって
すんごい楽しそうだしもし死ぬまで一緒にいたとしたら死ぬまで自分を謳歌できちゃうじゃん
1人でも2人でも、好きなだけ酒飲めるし
キッチンドリンカーもずっと楽しめるし
音楽もラジオも好きなものぜんぶ
今のまま好きでいられる、もっと好きになれる
うわめっちゃいいことじゃん

告られた後に飲んだときだって
普通に意味わかんないシチュエーションだったけどなんか超本音でいつも通りに話してたし
家に帰ってほぼ寝れずにどうしたらいいか考えてたときもいろんな言葉がたくさん浮かんできて
ぜんぶめっちゃ自分の言葉で
返事をするときもちゃんと、緊張はもちろんしたけど
でも一言言ったらそのあとは自然と伝えたいこと伝えようと思ってたことがすらすら出てきて
今までってそういう大事な時に
言いたいこと考えすぎて、頭の中では全部完成してるのに
結局言葉に出せないことが多かったけど
その感覚が全然なかったのが感動したよね
これからも変わらずに、素直な自分の言葉を伝え続けられますように
いいことも、悪いことも、
我慢せずに、自分の感覚を大事に、
もちろん相手への気遣いも忘れずに、
語り続けられますように
中学でマンションの下でおしゃべりしてたら新聞屋来るくらいだもんな
一生話してられるかもな

ママと家飲みするくらいの気持ちで飲めて
たぶんおんなじような旅程もおんなじようなテンションで楽しめる気がする
それだけでだいぶ一緒にいる価値あるよね
ママの男バージョンをずっと求めてたけど
見つかったというか、発掘されたというか
いやずっとそこにいたんだけど
走って追いかけられたくらいの感じか
やーでも本当によく大阪まで告りにくるよな、しかもダメもとで
衝動に駆られてしまったらしいけど
その衝動のもとになってる気持ちは一時的なものではないと信じて
とりあえず付き合ってみちゃおう!
はっきりした変化がないからまだまったく実感ないけど
これからも変わらずに生きてていいのはめっちゃ安心だわ
人に話したら少しは実感するだろうか

それにしてもみんな驚くけど
そのあとには喜んでくれる人がたくさんいて
それが何よりも嬉しいことなのです
娘の良さをわかってくれる人が現れるってのは
嬉しいことなんだよねーっていうママの言葉
心に沁みすぎてすぐに返事できなかったもん
今振り返っても涙出そうだよ
河内に言ったら死ぬほど責任感じそうだからまだ言わないでおこう

付き合ってください、って言われたとき
アニキたちと別れて最寄駅からの帰り道
夜中、心のどこかで答えを確信しつつも本当にそれでいいのか悩む布団の中
朝、新大阪に向かう電車を待つホーム
一晩明けて、実感ないながらも噛み締める一人きりの部屋
いろんなタイミングで涙が出たり出そうになったりして
なんでなのか、嬉しいのか悲しいのか寂しいのか
まったく理由のわからない涙なんだけど
なんか泣けちゃうくらい感情が揺さぶられてて
こんだけりほの中で大きな存在なのだなぁということをひしひしと感じたのです
別に断ったってこれまでの関係性や繋がりがなくなるわけじゃないという前提はあったけど
あんな熱のこもった言葉と記憶は消えるわけがなくて
同じことが2度あるわけもなくて
逃せなくなっちゃったんだよね!
すごいね河内!でもりほもすごいよね!
ストーリーだけだったら漫画の主人公みたいだよね
15年幼馴染の男子(バンドマン)が転勤先の大阪まで弾丸でやってきて
好きです!結婚を前提に付き合ってください!って頭下げられて
一晩悩んでOKしちゃって
いや本当すごい
登場人物の顔以外、漫画すぎるわ

1人でつらつら綴ってる日記でさえ
2人のことだとめっちゃ面白く表現できるしめっちゃ好きな言葉が出てくる
すごい、楽しい
1人でも楽しい、からたぶん2人だともっと楽しい
とりあえず登場人物の顔以外漫画だわってフレーズは早くみんなに言いたい

あー早く6人でもぢょいで飲みたいなー!!!!

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