普通の音大生が地元で愛される《音楽家》になるまで
鈴木未知子25歳。
都内の私立音楽大学の大学院を修了後、
《フリーランス音楽家》としての道を歩み始める。
私はとても幸運だった。
マリンバを演奏する《場所》を手に入れた。
それは他でもない、
生まれ育った街。
私の叔父は公務員だが、
そのコネクションは一切使っていない。
私の母校の顧問も、有名高校を指導してるが
そのコネクションもまた使っていない。
小学校・中学校の恩師に演奏を聴いてもらうのは、
5年後。そのイベントのオーガナイザーが呼んでくださったからだ。
国内のコンクールは受賞歴はあるが、
海外のコンクールは受けたことがなかった。
では何故私が、
卒業したその月から、演奏活動を定期的に行い、
2年目では市主催の本公演にソリストとして出演し、
その後、毎年音楽祭へ呼ばれるようになったのか。
そして市を代表する演奏家として、
地元で愛されるような実績を積むことが出来たのか。
あなたが輝ける場所は、
あなたのすぐ近くにある。
マリンバに限らず、様々な楽器において
《フリーランス演奏家》
または
《地域密着型》の仕事を目指す方に向けて
私の経験を元にいくつか書いてみたいと思います。
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