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11.還暦不行届

かなり珍しく紙の本で購入した。安野モヨコ、 
漫画も面白いんだけどエッセイも抜群に面白いんだよな。庵野監督も巻末最後のインタビューで、安野モヨコは物事を俯瞰してみれるから何が面白いのかを取り上げることが出来るみたいなことを言っていたが、その通りなんだよな〜!!
なんなら私は安野モヨコのヒリヒリした恋愛漫画は苦手で(ハッピーマニアだけは読めた)、どちらかというと美人画報シリーズと食エッセイの『くいいじ』だけをずーーと読み続けていたぐらい安野モヨコのエッセイが好き。

安野モヨコが庵野監督に対して、ものすごい献身的で。たぶん、こんなの最近のTwitterで流せば途端に炎上するぐらいの威力。
庵野監督と一緒に生活して、なおかついい方向にじっくり時間をかけて持っていける人間、安野モヨコぐらいなんじゃないか。

この二人を見ていると、結婚ってすごいいいことだな…なんてしみじみ思ってしまう。

安野モヨコのケア力がもともと強いのもあるけど、それを20年続けられるぐらいの庵野監督の愛嬌もあるんだろう。安野モヨコもNHKのドキュメンタリーで『あの人自分のこと可愛いって思ってるんですよ』的なこと言ってたしな。大変だけど可愛いんだろう。
しかし、庵野監督ペーパードライバーなのに安野モヨコのために一生懸命運転してあげてたエピソードや10年かけてご飯を作ってくれるようになったエピソードをみるに、庵野監督も出来る範囲でずっとお互いを支え合ってたんだろうな〜などと思ったりした。

あと、これとは別に『プロジェクトシンエヴァンゲリオン』も読みたい。いやそれよりもシンエヴァを観るべきか?!??!

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