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ベン・シャピーロからも寄付のお願いメール

ベン・シャピーロからメールが来ました。
多分一斉メールの一つだと思いますが、彼から来たのはこれが初めてですね。

ベン・シャピーロについてご存知ない方のためにちょっと説明すると、アメリカの保守派の政治評論家、講演者、作家、法律家で、2012年から2016年まではブライトバート・ニュースで上席編集委員で、現在は、彼自身が設立したザ・デイリー・ワイヤーの編集主幹でもあり、ザ・ベン・シャピーロ・ショウという政治を題材としたポッドキャストおよびライブ・ラジオ番組ではホスト役を担当していたりしています。

簡単にいえば、米国の保守系論壇の一人といったほうがよいかもしれないです。

私は、彼のザ・デイリー・ワイヤーに記事の掲載についてはメールで問い合わせして、やりとりしたことが何度かあるくらいです。だからびっくりしました。

デイリー・ワイヤーは保守系のメディアですが、時々面白い記事もあったりしますので目を通すことは多いです。

で、メールの内容は要するに次のようなことです。

シャピロがキャンセル・カルチャーの最初のターゲットの一人になった。
左翼からの攻撃で言論の自由が奪われていており、言論の自由のために「Speech First」という活動をしている。
だから寄付をお願いします。

というようなことです。

ここ数ヶ月、メールが米保守系の議員、論壇から絶え間なくきます。
多い時は1日約50通もきます。

以前から、私は記事の転載についての問い合わせで、保守系、リベラルと限らずあちこちの人たちとコンタクトをとっていましたが、こういった動きは2020年の大統領選の後半ぐらいから急激に増え始めました。

シャピーロ氏はメールの中で、「キャンセルカルチャー」の動きせいで、同氏の言論の自由が侵されているという主張しています。でもキャンセルカルチャーと騒ぐけど、やはり差別発言があったり、デマだったりする場合もあって、それについて左翼の人たちが抗議したりするというように見えます。

私は正当な抗議は当然するべきだと考えていますし、寧ろデマや差別発言への抗議に対して非難したり、それさえも出来ない風潮のほうがおかしいと思っています。
だから差別やデマさえも言論の自由にいれていいものなのかな?と常々疑問に感じます。

私からみると、日本的に言えば、こういう米論壇たちも「ネトウヨウケを狙っている」という感じでしょうか。

しかし、一般的な米国民もバカではないので、いつまでもこういう論調が通らなくなってきているのではないか?と感じています。

毎日、米国の保守系の議員、論壇からこういう寄付お願いメールが来ます。
私は、日本人でしかも選挙権がないにも拘らずです。

米国の保守はどうなっているのでしょうか。

もしかしたら、米国の保守系は経済的に厳しい状況なのかもしれないですね。
だから、国内外のカルトからの献金を受け入れ、それが目立ってしまうのではないか?と思いました。

対照的に、リベラル系からこういうメールは未だ来たことはありません。
資金的に恵まれているのかもしれないですね。

シャピーロのメールの最後はこんな感じでした。

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