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”あたりまえ”


休学を決意した時に、ここに来ることを何の迷いもなしに決めた。

この半年間、セブにいることは私にとっての「あたりまえ」になっていた。


プログラミングを勉強することが一番の目的だったが、それと同時に忙しい日本での生活から脱出して、将来についてゆっくり考えたいというのも理由の一つだった。


勉強を投げだして、ジプニーに飛び乗り、大好きな子どもたちに会いに行くのは日々の楽しみでもあった。

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そんな生活もあと1日で終わる。


明日の早朝には飛行機に乗り、5時間かからずに成田に着く。


週末には実家に戻って「あたりまえ」に宮城で過ごして
4月からは大学に復学して「あたりまえ」に満員電車に揺られる生活をする。


この半年の間、「セブでの毎日が永遠に続けばいいのにな。」なんて思いながら、無情にも早足で過ぎていく時間に足掻こうとしていた。


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そんなこと無理だって痛いほどわかっているのに。

高校の時のアメリカ長期留学だったそうだった。10ヶ月なんて一瞬だった。


そしていつも
このあたりまえになっていた時間と場所の「今」を大切にしたいと願う。

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果たして私は、この半年間の「あたりまえ」を大切にできていたのだろうか。


子どもたちに会いにSSに行くことも、プログラミングを勉強することも全て、私はただ今目の前に存在する「あたりまえ」に甘えていなかっただろうか。


残りの限られた時間をわたしは後悔ないように過ごせるんだろうか。


本当に大切にしたい人を、私は本当に大切にできていたのだろうか。

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