社会に足りないものってなんだと思う?~世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方~
社会を見渡した時、不満に感じることはありませんか?
不満に感じる=自分の中に理想の社会が見えているということ。
理想と現実の差を埋めるのが「わたしのやりたいこと」ってわけ。
というわけで私が思う「社会に足りなくない?」と思うことシリーズ。
1.辞めるということ
みなさんご存知、のもときょうこさん。マガジン購読中です。
「辞める練習」が足りてないというTweetが注目されたことがきっかけで著書も出されています。
日本人の悩みの多くはだいたいがこれで解決するんじゃないか、とすら思っています。
辛かったら会社を辞めればいい。
学校に行きたくなければ行かなきゃいい。
DVしてくるパートナーがいたら離婚すればいい。
橋を作ろうと計画しても、状況が変われば中止すればいい。
「一度決めたらやり抜く」という謎の美学のせいで、幸せが待っていないとわかっているのに我慢して自分の心に嘘をついてしまう。
そんな簡単にできないんだよ!すぐやめられるなら苦労しないよ!と言いたく気持ちもわかる。
私も明らかに合っていなかったのに無理してたら朝起き上がることができず会社に行けなくなってやめた。
いじめにあってるのに後輩を持ってる変な責任感で手放せなくて悪化した。
でも、それって「途中で投げ出してはいけない」「苦しいことにも意味がある」みたいに小さいときから教えてこられたからではないだろうか。
どんな理由があれ、自分の心がNOと言っているんならなりふり構わず手放すべきだと思うんだ。
もっと周りにも自分にも辞めることに寛容になってほしい。
継続できることはもちろんすごいことだけど、合わないと思った時はやめてより合うところに行く。みんなが平和になる魔法のようにすら思う。
2.レールから外れる人への寛容さ
辞めるということ、に近いのだけれど、日本にはみんなこうするべきみたいなものが強いように思う。
いい学校に行って、いい会社に入って、いい人と結婚して、子供を産んで、良妻賢母して…
いろんな価値観が広がっているように見えてまだまだみんなの心のどこかにこうあるべきみたいなものが刷り込まれているような気がする。
学校に通うのが苦痛だけどみんなが通うものだから我慢して通う
会社に毎日出社するの向いてない気がするんだけど会社っていくものだし…
みんながしているからしなければならないと、自分の気持ちよりもみんなと一緒を優先してしまう。
そしてどうにも我慢できずドロップアウトした人への世間の目は厳しい。
「不登校」という言葉も「学校は行くべきものなのに行けていない」というレッテルのように聞こえる。
誰だってホームレスになる可能性はあるのに、努力が足りないと自己責任で烙印を押されてしまう。
レールを歩きたければ歩けばいい。降りたければ降りればいい。戻りたければ戻ればいい。
ただそれだけなんだけどね。
でもたぶんね。思うんです。
レールから外れる人に対しての許容度がないのって、
みんなもレールで我慢しているからなんですよね。
並びたくないのに一列に並ばされてて、皆我慢して並んでるのに、その列からはみ出て自由に遊んでる人がいると恨めしく感じてしまう感じ?
みんな並びたくないのに強制されてるだけならせーので解散!にしたらいいのにな、と思う。
ま、難しいんだけどさ。
3.テクノロジーを活用すること
2021年の現在、あらゆるテクノロジーが揃っています。
それらを活用すればもっと楽に楽しく生きられると思うのに、そのテクノロジーの進歩に人間の方が追いつかず、不必要な苦しみをしている人は少なくないのではないでしょうか。
料理は手作りでじっくりことこと、とか
食器は手で洗えば十分とか
(食器洗いをやっていないパートナーの方が言ってたりする)
仕事は一か所で集まって顔を見合わせてやるものとか
必要な教科書は毎日背負って持ち運ぶとか
一か所に人を密に集めて抽選するとか
全部人が実際に動くことなくできるテクノロジーはだいぶ前から揃っているのに、
自分で頑張る事が大事とか、苦労してこそなんぼとか、新しいものは難しくてよくわからないとか。
テクノロジーは人間が生み出した叡智の積み重ね。
テクノロジーでできることはどんどんお願いして、人間は人間似できないことをすればみんなもっと余裕も生まれて、やりたいことだけにフォーカスできてハッピーになれるんじゃないかと結構ホンキで思っている。
4.まとめ
こうやって書いてみると、「すべき」「しなければならない」に縛られすぎている今の現状に対して疑問を持っていることが多い。
みんなでお互いすべきを押し付けあって並びたくもないのに一列に並んでストレス溜めてるなら、せーのでやめてみんなで自由になろうよ、と思っているんだと思う。
社会に対する疑問、は多すぎて熟考しすぎて遅くなってしまった。
ではまた。
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