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緊急事態は子どもたちだ。

昨年の自殺(警視庁報告)20882人
その中で10代の子供たちは715人にも及ぶ。
2020年の小中高生の自殺数は統計のある1980年以降
最多の499名。
前年比の+100名。

さらに2021年の自殺は

1月1725人(2020年同月1686人)
2月1664人(2020年同月1464人)
3月1945人(2020年同月1758人)
4月1799人(2020年同月1507人)
すでに、今年の方が人数が増えてる。

昨年末に行われた調査では
小学4〜6年生の15%
中学生の24%
高校生の30%に中等度以上のうつ症状が
認められてて、この子達の2021年は
一体どうなってしまうのか。

うつの中等度、一番危険。
最も自殺に近いところにいる可能性がある。

重度は辛すぎて動けないけど
中等度は動けてしまうから。

子どもたちが、生と死のはざまに立った時に
思いとどまって、「生きる」を選んでくれるように
大人が社会がしっかりと支えていきたいけど
その大人たちも、今日の不安と明日のストレスの
連続でクタクタだ。

先の調査では
保護者の29%にも中等度以上のうつ症状が
確認されてる。

何から始めたらいいかわからないというかたに
少しでも、届いて欲しくて
難しくないことをかき集めてみた。

1)テレビを消す時間を作る
   家族と話をしたり、触れ合ったり、散歩したり、ぼーっとしたり
   そんな時間を増やせるように。
2)子どもたちがいる場所では、コロナのことを話さない。
   コロナの話題は不安や心配が大人の顔つきが険しくさせる。
   その表情は子どもたちにただならぬ緊張感を与えてしまう。
3)一人暮らしをしている子どもに、電話やメール、ライン。
   待っているよ、いつでも帰っておいでって気持ちを
   短くても伝え続けて。
4)膝枕で耳掃除
   大好きな人の膝に頭を預けることの安心感。そんなささやかな時間が
   命綱を太くしていけると思うから。
5)マスクを外して深呼吸。
   酸欠は、体を疲れさせ、頭痛や腹痛につながり、起きるのが
   辛くなったり、動くことがしんどくなったりする。
   眠れなくなったり、やたら眠かったり、物事が覚えられなくなったり。
   視力も急激に低下する可能性がある。
   目は、十分な酸素と栄養を常に必要とするから。
   こんな毎日では、生きる気力が落ちていってしまう。
6)今日の、別れ際の言葉と表情に愛情をいっぱい込めて!!
   いってらっしゃい、は、ちゃんと目を見て、いっぱいの笑顔で。
   そして帰ってきたときには、愛情いっぱいの「おかえり!」を。
   それはきっと、子どもたちを立ち止まらせる力になる。そして、
   あなたが見せた表情と届けた言葉が、もしも最後になったとしても
   後悔の沼の底に自分を閉じ込めることがないように。

「うちの子に限って」は、ないと思う。
優しくて真面目な子どもたちが、死を選んだりする。

みんなで子どもたちを守っていけるように
もう、子どもたちの限界はすぐそこまできてる。
緊急事態は、子どもたちだ!!

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