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自分にとってのパワーフレーズをみつけよう ちょっとおまじないみたいなもの

「パワーフレーズ」という言葉が今浮かんできたので、Googleで検索してみたところ、そのいくつかは私が思っていることとは違う文脈で使われているようでしたが、私がここで言いたいのは、自分にとってのおまじないのような言葉がみつかると、それは自分の力になるということです。

ここでのポイントは、「自分にとってのパワーフレーズ」です。例えば、自分が何か行動を起こすときなどに助けてくれる言葉です。

ちなみに、私にとってのパワーフレーズは、「わたしは最初、かなりダサい」というものです。これを言うと、新しいことをするときに躊躇することが少なくて、行動できやすいのです。

こんなイメージです。

高さのある段(だん)を一段のぼろうとするとき、一気にがんばればできるんだけど、億劫になってやらないときがある。自分には難しいんじゃないか、と思ってその段を眺めているうちに、何もしないで時間だけがすぎてしまう。

そういうときに、「わたしは最初、かなりダサい」と自分に言うと、細長い板がイメージの中に出てきて、その板が段の前に敷かれるんです。そして、私はそこをゆっくり歩く。

長い板を歩くのは、段を一気にのぼるよりも時間がかかるのですが、抵抗が少なく、スーッと歩ける、つまり、億劫だと思っていることを開始することができるんです。取り掛かることができる。

「わたしは最初、かなりダサい」と自分で認めているので、間違えてもあまり恥ずかしくないんです。だから、そのチャレンジを気長にやれる。何よりも、リラックスしてできるというか、気持ちが楽なんです。

このダサさ、というのは、いわゆる辞書にのっているダサさとは若干違うと思うのですが、私の本質だったりするんですね。

この私のパワーフレーズは、あるときふと、自分の中から出てきた言葉です。

自分のこれまでの行動パターンとか、傾向性などをみていくことで、しっくりくるものが誰にでもあると思います。

似たような言い回しでも、人それぞれ微妙に意味が違うんじゃないかと思います。表現自体に個性があるといいますか。メタファーと言ってもいいのかなと思います。

セッションをすると、子どもの頃の思い出がでてくるので、複数のそういうところからエッセンスのようなものが引き出されて、ある時ピンときたりします。または、それをセッションで探すことも不可能ではないとは思います。

自分から出てくる自分の言葉なんです。自分の身体の中からです。だからパワーがある。

それで、パワーフレーズと呼んでみました。


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