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全てのことに理由をつける

わたしの仕事の基本として


全てのことに理由をつけるようにしています。


なんで、それを選んだか?

なんで、それが良いと思ったのか?

きちんと言葉にする。

いろんなことを理由とセットにしています。

とにかく、言葉にしていくので

ノートが何冊も溜まっていきます。


例えば、商品が

売れる理由 / 売れない理由。


選ばれる理由 / 選ばれない理由。


あるんですよね。それぞれ。



なにかしら、ある!



この10年で1番


多く自分に課した質問。



『なんで売れないんだろう?』



ブランド販売員という
華やかに見えるかもしれない仕事だったけど


評価はもちろん『数字』であって

すべて成績。パフォーマンス。


数字を叩けば叩くだけ、道は開ける。



とにかく『売れる人』は 評価される。


すごくシビアな世界だったな、
と振り返って思います。



なので、みんながみんな

自分が売れるためにはどうしたらいい?

ストアの売上が上がるためにどうしたらいい?

ブランドが選ばれるためにできることは?

会社の業績をあげるためにできることは?


そのために


『すべてのことに理由』を付けていく

ということが鍛えられました。



こんな流れだから

こんな心理だから

こんな仕組みだから

こんな原理原則があるから


だから、これを選ぶ。


みたいに

シンプルに

全てことには『理由』がある。



売れるにも、売れないにも

なにかしら『理由』はある。


えーなんでこんなダサいデザイン出てきたのー。使いにくいデザインにしたのー。って思うことも多々ありましたが

それでさえ、
デザイナーがそのデザインにした理由。

そのパーツにこだわった理由。

伝えたい想いや表現がそこにはあって。



もちろん個人の好き嫌いはあるんだけど。

その『目に見えないこと』まで
お客様に丁寧に伝える、表現する、一緒に向き合う。

理由があって、今これをお客様に提案します!

という説得力は
この上ないと、いつも思っていました。



自分に質問すること、問うことの習慣

このおかげで


その『なんで?』を分析すること


そのために、具体的に言葉にすること


人やモノの魅力を見つけること



が少しづつ得意になってきたと思っています。


最初はもちろん、全然できなかった!

自分が好きなものが
正解だと思いたかったし

売れない理由も
『なにか』のせいにしたくなったり

失敗も山ほどしているので

才能でもなんでもなくて。

結局ずっと長い時間かけて試行錯誤やってきたことが

ありがたいことに
すこしづつ成長して

人から評価されたり、
求められているんだと思っています。


なので私の場合、得意なことは

結局何千回も失敗しながら
前向きに楽しくやってきたこと。

長い時間かけて向き合ってきたこと。


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