水とランジェリー
今ちょうど、ブラタモリが神戸の特集です
やっと来てくれました!!「ぺっぴんさん」も神戸のお話しなので
この時期に来てほしいなと思ってたので!!!
今週土曜も神戸特集なので是非見て下さい。
僕も知らなかった神戸の話が沢山あって、凄く面白いです。
http://www.nhk.or.jp/buratamori/
実家はこの神戸の中央区にあって、この辺りの水はおそらく
淀川でなく六甲山麓から水がきてます。
実家に帰ると、飲み水が水道水でもとても美味しく
一番髪を洗うと分かるのですが、コンディショナー要らずでしっとり
仕上がります。 意味大して知らなかったけど、こうして
東京で生活すると確かに神戸の水ってめっちゃいいお水だったのかと
思います。
神戸を知ってる人は絶対北野町とかこの近辺に住みます。芦屋くらいまでかな
六甲山麓、あとは新神戸にほど近くが一番最高の場所です。
北野町の話したらキリないですが、、海岸エリアほど大きくなくてもいいから
旧居留地で店舗として使えるおうちがまだあると思うので、そこに
世界の一流ブランドのブティックを作って北野町を高級ブランド街にしたらいいなと
心の中でずっとおもってて、、、。 今結婚式場とBARくらいしかなくて、、
震災前はそれはそれは沢山オシャレなお店があったのでね。。。。
安藤忠雄さんの初期の建築物も沢山ありますしね。 最高のエリアですよね。
ブラタモリ神戸の1回目をご覧なった方は見たと思いますが
神戸のあのお水って不純物が0に近く、、神の水と言われてるくらいで
昔の船乗りも神戸を気にいってたのは、赤道直下でも腐らない、、5年は
腐らない水があったから。。。 日本酒造りにも最適です。
1500年前に大和田の泊という港から始まって、平清盛が福原京として
都を作って、菅原の道真を祭った北野天満宮から地名が来たと言われる
神戸北野町。今年開港150年ですので、盛大に神戸でお祭りとかしてほしいなあと。。
さて、今日はお水の話ですが、イタリア人って紅茶飲まない、、あまり飲まないですよね?
それは、、お水なんです。紅茶に向いてないんです、イタリアのお水。コーヒーでもエスプレッソがメインですよね。 ふんわりと香り立つコーヒーもむいてないんです。
イタリアはガチガチの硬水なので、コーヒーもプレスして飲む、紅茶も色が真っ黒の
ドロドロの紅茶になってしまうんです。
香り立つ紅茶はやさしい軟水のバランスのとれたお水がよくて、、神戸はそういう意味で
軟水の優しいお水が出るので、きっとイギリス人とかに好まれたんだろうなあ~と。。。
イタリアの硬水で逆にそれでないと駄目なのは、、はい、、パスタです。
パスタは硬水で湯がいた方が美味しいです。 神戸のイタリアンのお店とか
どうしてるんだろう??と思います。 きっと工夫してるんじゃないかなと、、
神戸のイタリアンは本当に美味しくて、、日本のイタリア料理発祥は神戸です。
その最古のイタリア料理屋さんが、今も新神戸で営んでいる「リストランテドンナロイヤ」です
クラシカルなイタリアンは東京でいうキャンティよりも古いです。
キャンティがお好きな東京の方は是非神戸のドンナロイヤに行くと感動すると思います。
そんなイタリアでも適度な湿気、水、温度があって出来る最高のロケーションがあります
それが、パルマやエミリオロマーニャの北イタリアの無い陸地です。
日本の松坂牛や神戸牛など限られた生産地で作ったものしか言わない生ハム
イタリア語ではプロシュットと言いますが、、あって、、その名もクラテッロといいます。
クラテッロは豚のもも肉でも外側の肉しか使わなく、あと塩のみで生成されます。
塩と共に熟成させるには、この内陸地にポー川という川があってそこが作り出す
奇跡の地域があってそこでしか生成できません。 自然がもたらした奇跡ですね^^
しかもイタリアで一番の生ハムは国外には持ち出しませんので、是非イタリアでは
生ハムを食べてもらいたいなと。。
そのエミリオロマーニャにあるのがマリーで取り扱ってるブランドでストッキングの
ジラルディです。 ここの色合いはクラテッロと同じでこの地域でしか出せない色
です。エクセリアも同じです。
ランジェリーは素材選びや縫製はそのブランド独自のモノを持ってるのは
皆さん下着好きな方なら存じてると思いますが、今イタリアファッション界でも
ブランドの差が一番出やすいのがこの染めです。染めのクオリティは水と空気
特に水にあります。
インポートの良さはまさに水にあり!
もう少し深い話ありますが、興味ある方はマリー六本木でお話しさせて頂きますね。写真は本社はイタリア北部のカルピという所にあるブランド、TWIN-SETのランジェリーです。 ツインセットはもうヨーロッパ旅行に行かれてる人ならご覧なったことあるでしょう、あれです、、
そのランジェリーを僕が日本に持ってきました。持ってくると言っても色んなイタリア人に認めて貰えないと絶対させて貰えません、生半可な数字だけ並べても無理です。それにも深い歴史とこの人なら!と思って貰える要素があります。。。ランジェリーの理解度は何もランジェリーだけ分かってればよいというモノでもないです。
ランジェリー1点を見つめてても何も分かりません
ランジェリーは何もない所から出来たわけでもなく、様々な文化や人間の歴史から生まれた来たこの水の様な奇跡的な部分もありますので
モノを理解しようとするのはなんでもなのですが視野を広く持つ事がポイントかなと、、またそれを自分で表現するか?しないか?も
今の時代、好き好きになりましたので、、僕は発信したことがそのほかの人の興味のきっかけになればと思ってます。
JUN
サポート有難うございます、専門クリエイターとしてnoteから書籍化に向けて頑張って行きたいと思います。