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今日が最後だと思って施術する話

ひとつ決めていることがあります。

今日がこの人に施術するのが最後になるかもしれないという気持ちで、毎回施術することです。

過去に英語の勉強をしていた時。

リスニング力をアップしたくて、半年間くらい毎朝メイクをしながらスティーブ・ジョブズのスピーチをただ聞き流すということをしていました。

印象的なのは、有名なこの部分。

”If today were the last day of my life,

are you going to do what you're going to do today?

If the answer has been "No" for too many days in a low,

you should change something."

『もしも今日が人生最後の日なら今からやろうとすることをやるだろうか?

もし答えがNoの日が何日も続くなら、何かを変える必要がある』

ジョブズは毎朝鏡の前でこの問いを自分にしたそうです。
わたしも真似っこして、今でもそうするようにしています。

この考え方が好きだったのもありますが、単なるリスニングだけじゃなく毎朝聴くことで潜在意識に染み込んだ感覚があります。笑

で、この問いに答えがNoとならないような日を過ごすよう"努力"しています。

さらに、今日会う人に最後だと思って会う。

ネガティブな話ではなく、わたしもあなたも今夜突然この世からいなくなってしまうかもしれなくて、それは誰にでも起こりうること。

最後だとわかっていたら、
今伝えたいことは今伝えたいし

瞬間瞬間をやさしい気持ちで大切に過ごすと思うんです。

どんなに大切に過ごしたとしても、本当に会えなくなったら後悔はすると思うんですが

それを理解した上で
"できるだけ後悔しないように"過ごしてみる。

わたしがこんなふうに思えるのは

何年も定期的に来てくれているお客さんにも、
突然最後が訪れる

ということを過去に何度も経験しているからです。

いろんなお別れがありますが、
急に転勤が決まって来れなくなったり

海外に何年も行くことになったり

一時的にお会いできなくなる状況はたくさんあります。

わたしにとって、施術を一度でも受けてくださったお客さんはちょっぴり特別枠。

てのひらで身体をケアして、一緒に心身ゆるむ時間を過ごした方は

なんというか

神聖な領域の大切な存在、という感じ。

ボーダーはもちつつ全員がフラットなんですが

"一度でも"身体のケアをさせてもらったら

女性でも男性でも、すごく大好きで尊い存在になります。

【次があるのが当たり前じゃない】

いただいた貴重な1秒1秒を無駄にしたくないから、今の自分でベストな時間をお届けしたいです。

そうして次も来たいなと思っていただけたら、その時にはさらに成長した自分でいたいです。

心の中ではそんなアツアツな想いをもやしているんですが、

普段は力の抜けたゆるめのたこやきがお待ちしていますので

気軽にふらっと会いたいです(^^)

この記事を読んでくださっているあなたも、

今日も明日もいろんな人に会ったり会話をすると思います。

大切なご家族、パートナー、同僚、お友達、お客さん、たまたま出会う人、あいさつをかわすだけの人。

目の前のその人と今日が最後かもしれない、と思って過ごしてみると

上の空で考え事をしたり

会っている時に意味もなくスマホを見たりは

しないんじゃないかと思います。

最後じゃなくても、そんな気持ちで

『目の前の人との今』を大切に過ごせたら

きっと、もっとやさしい世界になる。

人間なので忘れてしまうけど、わたしも忘れたくなくてかきました!

読んでくれてありがとうございます。

今日も身体にやさしい一日を。
Hugs!

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