![作曲1-003](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7866134/rectangle_large_type_2_e23034de5e254058cb6f742fc54c6f86.jpg?width=800)
四声のフーガAm 作曲過程その3「嬉遊部1と平行調提示部」
3-1 嬉遊部1
前回は主題提示部を作りました。次は嬉遊部1です。さらに次に待ち構える、平行調提示部へ続く間奏みたいな部分ですね。ここは、ソプラノとテノールに対唱のリズム素材を使って作りました。
こんな感じ。やはり四声ずっとだと難しいし重くなるので、適宜休ませながら。基本的な構造としては、ソプラノとテノールの対話+アルトとバスの対話、みたいなものですね。
なんかいまいちバスの旋律が気に入らないなーとか思いつつもいったん完成として、次に進みます。
3-2 平行調提示部
次は平行調提示部ですね。Amの平行調Cで主題を提示します。最初の主題提示のように全パートに渡ってやるとダラダラと長くなるので、主題を一回提示しておしまいにします。
主題のうち、まずは主唱と対唱。バスとテノールにしました。
ソプラノとアルトは前半まるまるお休み。後半でソプラノ、少し遅れてアルトも入ってきます。同じような音型を繰り返しながら、最後は答唱に向けて属調のドミナント。
そして、答唱と答対唱です。ソプラノとアルトにしました。
バスは前半まるまる休みますが、テノールは歌い続けます。後半部分はバスも入って来て四声揃います。これで平行調提示部も完成。
さて、次は嬉遊部2と下属調提示部、下属調平行調提示部をまとめてやります。
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