子供心を取り戻す1日

予定通り、ディヴィッド・ホックニー展へ。
最終日の休日とあって混んでいたが、見る事ができて本当に良かった。

作品から感じた事は、一言で言うと「圧倒的な自由」。
おじいちゃんになってiPadを手にしたホックニーは、実に活き活きと自由に心象風景を描きだしていた。

自分の描きたいものを描く。

そんなシンプルなストレートさを感じて胸に込み上げるものがあった。

長年デザイナーをやってきたことで、無意識のうちに作品作りにも短期的な評価や結果を求めてしまっている自分に、改めて気がつかされてしまった。

数年前から仕事とは関係のなく子供の頃から好きだった絵を描き始めたが、文章や写真、漫画やキャラクターも好きな自分は、表現方法に何が合っているのだろうかと正解を求め彷徨っていた。

だけど、そもそもアート活動には、正解など必要なかったんだな…

表現方法は文章だろうが、写真だろうが、デジタルだろうがなんでもよくて。

ただ、私という人間の中にあるものを表現し多くの人に伝えるために最適な道具はなんなのか、それだけにフォーカスしていけば良かった。

一方で、デザインの仕事も大好きで天職だと思うし、これからプレイヤーとしても続けていきたい。その中では変わらず、短期的結果や効果的で効率的な表現方法も、模索し続けていくのだろう。

デザインか、アートか、など0-100で決める必要はなくて。
人間そんなに白黒つける必要なんてなく、多面性があるからこそむしろ深みが増すようにも思う。

どちらもバランス良く続けていきたいなと、改めて思った。

帰り道、子供心を取り戻す気持ちでw 大人のお子様ランチを食べに
東京ステーションレストラン THE CENTRALへ。
ザ！洋食という感じのハンバーグ、オムライス、エビフライの載ったプレート(カバー写真)

美味しかった〜！！！！
大満足で、結局花より団子だなあ、とw