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2015-8-11「S-最後の警官- 奪還」 完成披露試写会

プラチナチケットに奇跡の当選をして、行ってまいりました。

「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」!!

まさか当たるとは思わず、ミッションインポッシブル(←ただの仕事です)をくぐりぬけてなんとか当日を迎えたという感じで。その後もなかなか書く時間がもてず、いまごろ…なnote(^^;

貴重な機会をせっかくいただいて観に行ったのだから頑張って書こう…と思ったのですが、結局綾野剛さんへのハートマークが乱れ飛んでるだけの文章になってしまった…。Twitterでは素人なりにいろいろ気をつけているつもりなんだけれど、noteの時は文章が長いからか、より私的な文になってしまうなあという感じがします…修行足りない(恥)。1ファンの無駄に長い感想文ですが、覚書まで。

■待機列

わたしとしてはけっこう早く恵比寿についたつもりでしたがすでに長蛇の列!ファン熱い…!全体に向井さんファンが多い印象でした^^ 綾野さんファンだけじゃない場に行くのも《世の中がみんな綾野さんファンってわけじゃないんだよなあ》と当たり前のことに気づく、なんだか初心に帰る感じで、なかなかよいものでした(変な感想)。

あんまりあてにならない目安ですが開場2~3時間前には100人ぐらいの列になっていたのかなぁ。ただずっと同じペースで人が増えるかというとそうでもなくて、すごく早いか直前かどっちか、という増え方でした。

ガーデンホールに向かうと、建物に沿って列ができていて、SのオリジナルTシャツを着たスタッフが「最後尾」とプラカードを持って案内していました。待機列は日陰だったので、わりと快適。炎天下でも耐えうる装備で行ったのですが、さすがに主催者もそのあたりは考えているんですね。排気口の近くとか場所によってはやや暑いところもありましたが、おおむね風が通って涼しいと言えるぐらいでした。

少しずつ列を詰めたりしながらも大きな動きはなくのんびりと待って、18時少し前に開場。列が進んで入口に近づいたら、なぜかほとんど裸の人が列の近くに立ってる!…と思ったら芸人の「とにかく明るい安村」さんだった…。白昼にあの恰好は…あんまり知らない人たちは本気で変質者が出たと思ったんじゃないかという怪しさでありました。仕事とはいえ大変ですね(^^; 近くの人が取材を受けていたけど、いったいどの番組だったんだろう?

■いよいよ入場!

整理しながら少しずつの入場。ドアのところで、ハガキを見せ、「ご一緒ですね」と同行者を確認されて、いざ入場。もうそこに一號と伊織のパネルがあって、テンションあがります!

受付のところで順次あいた係員さんのところに呼ばれます(何かに似てると思ったら選挙っぽい、あの感じ)。受付でハガキとチケットを交換。それから「配布物です」と袋を渡され。配布物ってなになに!?とわくわくしましたが、映画のメインジジュアルがプリントされたピカピカの紙バッグが一番のおみやげで、中身はパンフレットと冊子でした。熱烈ファンはもう持っているw

階段を3階まで上るように指示されます。2階に先にあがっていった人たちから歓声が。階段をのぼっていくと、2階フロアに一號と伊織の巨大な垂れ幕とパネル! 2階は関係者受付になっていて、TBSはじめそれぞれの媒体別に受付がずらりと並んでいました。フロア横幅いっぱいぐらいが受付になっていたからそうとう媒体数が多かった印象。

そこかしこでスーツ姿の関係者たちが名刺交換していたりと、妙にビジネスな感じ。とはいえさすが完成披露、お仕事関係の人たちもどこか浮き立つ華やかな雰囲気です。

18時開場・チケット引換えで18時半開演。会場に入ると、前方には舞台、通路にはレッドカーペット、そしてものものしくアサルトスーツを纏った人たちが配置されています。

役者さんなのか本物の関係者なのか(まさかね…)わかりませんが、みなさん凛々しくてかっこいい~(でも、だんだんヘルメットも曇ってくるほど暑そうだった!お疲れさまでした)。わたしはそーっと前を通ったけど、POLICEさんたちとセルフィーしてるツワモノ女子たちも^^

会場内は、最後方にはマスコミのカメラがずらり。客席にもちらほらとスーツ姿の人がいるなど全体に関係者が多い印象でした。完成披露プレミア系はあまり行ったことがなかったのですが、他の時と比べてこの日は、あくまで関係者への披露で、一般ファンはおまけで見させてもらってる…という感じを受けました(別にことさら悪い印象があったわけではなくて、これはこれでものめずらしくて楽しかったんですけど)。作品の規模のわりに小さい会場だったこととも関係あるのかな。

着席キャパシティが750人のホールで、一部舞台として席を潰していて、ネットニュースによれば、一般客は約470人とのこと。(ふつうに自分名義で1通応募したWEBの枠…はぁ、ほんと一生に一度あるかないかってぐらいじゃないかと思う奇跡でした!感謝(;_:))。

■キャスト登場!

前方のスクリーンには映画のタイトルロゴが浮かび上がって(あとで、これ映写じゃなくてじっさいにかなり大きなボードが吊られていたということがわかりました)。ずっと雲が流れていくような背景映像が流れていて、また期待感が高まる雰囲気。

緊張が高まる中、時間が来て、TBSアナウンサーさんが登場。映画の紹介のあと、いよいよキャストの登場!

前方寄り中央に、会場左右の扉を結ぶようにレッドカーペットの花道が設けられていて、私の席はそのすぐ数列後方左側だったので、いったいどっちから誰が出てくるのかとドキドキ…

まず左側からトップバッターの向井理さん登場!けっこうオラオラな感じ?でこぶしを突き上げて登場。主演オーラ輝いてます!

そして、右側の扉から綾野剛さんの登場!!(そう、わたしは剛さん反対側でした…(T_T))

WSやWeb記事で話題になったハグはこの登壇時のできごとでした。

もう、間髪入れずに左右からキャスト登場が続くから、こちらとしては目を見開いて悲鳴あげることしかできませんでした。。。他の方が登場するときの壇上の綾野さんの反応も見ていたいしで、ほんと目が忙しいこと! この日の綾野さんは登場時からずっとリラックスして楽しそうでした^^

暗い中、スモークも炊かれ、かっこいい劇判とともに美男美女が次々登場して、なんだこの世界はーってクラクラしました…。完成披露ってふつうの初日舞台あいさつとは全然違うものなんですね。

■吹石さんのアクシデントと綾野さんの対応!

吹石さんの登壇時。段差でちょっとつまづいたというのと、剛さんが気遣うように話しかけてたのはわかって、《足を痛めちゃったかな、大丈夫かな…》と見ていたのですが。このときはサンダルが壊れていたとは気付かなかった。

全員が壇上にそろったところで、あらためて完成披露試写会スタート!と、後ろから火柱が立ち上り、金色のテープの吹雪も。私の座席でもけっこう熱を感じるほどの、迫力の演出でした!

そして、このあとです…!

「キャストの皆さんは改めてステージのほうにお願いします」と指示があってみんなが背後に移動するタイミングで、綾野さんだけがひとり逆方向の前方に向かって歩き出します。

綾野剛が近づいてくるわけだからもちろん客席はざわつき、わたしも「ど、どうした!?」とびっくり。

スワンの舞台挨拶で龍彦名刺を取りに行ったときと似てるけど…いったい…と見守ってるうちに、綾野さんが何かを見つけて拾い上げ、あった、これじゃない?という感じで吹石さんに向かいます。吹石さんもそばに来て話しながらステージに戻るふたり。袖に戻る?ううん大丈夫、という感じの会話をしているふうな様子。

その時も私の距離からではサンダルのパーツとはすぐにはわからなくてピアスが落ちたのかな、なんて話していたのですが、しきりに足元を気遣っていたので、靴なんだとわかりました。(Web記事でこの一連の動きを丁寧に描写されているのがあってうれしかった♪)

綾野さんらしいといえばらしい行動なんですけど、間近でそれを見た衝撃はかなりのものでした。ファンでいてよかった!ってあらためて思わせてくれるような光景で。こんなシーンに遭遇しただけでもこの日参加できて幸せでした。

みんな見て!…っていうまでもなく全員が目撃したと思うけど(^^;

あんなふうに、なかなかできないです、とっさに。すごく自然なこととしてやっているのが見ていてわかりました。できるだけ目立たないように(ステージにいるからどうやっても目立っちゃうんだけど)、タイミングを選んで、大げさに騒ぐでもなく、ほんとその辺の道端で友だちが落としたものを拾って渡してあげたような雰囲気で。それをあの状況でできるって、すばらしかった!

■舞台挨拶

舞台挨拶の発言内容については公式さんのレポが完璧です。かなり忠実に再現されています。ドラマの時の現場報告書もサービスたっぷりで充実していたし、ホームページのスタッフさんと同じ方かなぁ。良いお仕事ありがとうございます!

というわけでわたしがレポする必要が全然ないので、言いたいとこだけ言います笑 (例によって綾野さん中心でキャストの多くの方を省略しちゃってすみません(>_<))

太字部分は公式さんから引用させていただいています。

向井さん、「お忙しい中、しかも神宮花火大会の日なのにこちらを選んでくださって…」と。

←花火大会なのに…というところで会場笑い起きる。でも、どう考えたって花火大会よりこっち来ますって!

綾野さん:どうも! (満面の笑みで)こういう顔になっちゃいますよね。

←なかなかしゃべり始めず無言でニコニコ。こちらもニコニコ!

本当に嬉しいです。花火大会があるのにこちらを選んでもらって、

←向井さんのをちゃんと受けてるw

プラカードを持ってもらって、ありがとうございます。

←伊織って書いてあったそうですね。掲げていた方のあたりから歓声が。嬉しいですよね!

短い時間ですけれど、皆さんにとって良い1日となりますように。この後、上映もありますので楽しんでもらえると思います。

そしてこれまたとっても楽しみにしていた初・生ガッキー♡

大好きな女優さんなので間近に観れてうれしかったし、何より綾野さんと一緒に見れるっていうのが!

「がっきーーー!(熱い男性ファンの声)」

「いえーい」

←ゆるい感じで応えるがっきー。ネットで神対応といわれてましたね。

「△×%■○×#―!」

「えっなに?なんだって?」

「黒が似合ってるよー」

「黒似合うって?ありがとうー」

←ほんとに黒の衣装が凛々しく似合ってて、可愛い爽やかがっきーというより、美人でカッコイイがっきーでした。

「ほんと暑いですね。暑いですけど、さっき、火、出ましたねえ」

←この言い方が、なんていうか、小さい子に話しかけるような優しい可愛い言い方で!がっきーファンにはたまらなかっただろうなあ。

公式レポで言うと、

(声援に)イェー! ありがとう! 熱いですけれど火が出ましたね。私は完成した映画を観た時、観ているだけなのに汗ばむような気持ちになりました。今日も暑い中、早く観たいと熱い思いを持っていらっしゃる方がたくさんいてくださって嬉しいです。

のあたりです。こんな具合で、ちょっと濃いめに盛ると実際の感じになるかと。でもほんとうかなり忠実なレポです!

ゆづるさんを演じる吹石さん。吹石さんも大好きです♡ 看護師という役を受けてか、唯一真っ白な衣装で素敵でした。「緊迫のシーンの連続なので、意識して深呼吸しながら見ていました。みなさんもぜひそれを思い出していただいて、ゆっくり呼吸しながらみていただければ…」と。

←上映中何度も吹石さんの言葉を思い出して、深呼吸してました笑

そして高橋さんの第一声、「梶尾竜一役の綾野剛です」。

←会場笑い。でも剛さんは気づくテンポが若干遅い??一拍遅れて隣の向井さんに「え、今俺の名前言った?」と確認してるのが聞こえた笑

■質問&クロストークタイム

で、MCさんが質問を振っていくんですが、けっこう応えづらそうな質問が多くて大変そうだった(^^; 

キャストがそれぞれクロストークでからもうとして、何か言いかけたり言おうとしてマイクを口元まで持っていったりしてるんだけど、人数多いから難しいですね。

綾野さんがマイクを持ち上げ何か言いかけうまく入れなくて断念…みたいなのをつぶさに見てると、ファンとしては《あああっ、なにか言いかけてる!みんな聞いてー!》と思っちゃうw

でも、タイミングはかって何度も試みてる綾野さんとか、それでも無理に声張り上げて割り込んだりしない綾野さんとか、結局断念した…かと思ったら別のところでうまく入り込んだ綾野さんとか…! いちいち好きー(♡_♡)となっていました。←何見てもしあわせなファン

MC:イルマにとってライバルでもある蘇我はどういう存在になりつつありますか?

←あきらかにラブ展開について誘導するMCさん。

新垣さん:部隊は違いますが仲間でありよきライバルとなるのではないかと思いました。

←マジメ模範解答におさめるがっきー

MC:ライバル以上の男女の関係になるというところで期待できる部分は?

←がんばったMCさん!

新垣さん:どうなんでしょうか?

←と綾野さんに助けをもとめる、というか投げたwがっきー。

綾野さん:(2人の関係は)まだまだ、どうなるかわからないですよね。でも林イルマという人は蘇我に対して優しいと言いますが、よく見てくれている人だなと思います。漫画は17巻まで出ていますが、そこでは割と新しい関係性が生まれていますのでぜひ漫画の方もよろしくお願いいたします!

←ごうは あたらしい ぴーあーるほうほう を おぼえた! って感じの見事なつなげ方でした。感動した!そういえば原作に触れたのたぶん綾野さんだけでした。ぐっじょぶ!←べた褒め

挨拶時の並びが、イルマ・いちご・いおり・ゆづるだから、イルマと蘇我の話になると間の向井さんがうしろに下がってるのがなんか微笑ましくてよかったです。

で、吹石さんに話がふられて、一號とゆづるの関係性について聞かれます。すると今度は綾野さんがすっと一歩さがります。

それでふたりが話してる間、発言してるほうを交互にみるという、たとえるならあのぴったんこカンカンの向井さんvs安住アナの卓球対決のときの点数係!きゅんきゅん(≧▽≦)

ふたりの関係性について、上映前に内容を言うに言えないから、しどろもどろな吹石さん、向井さんもぐだぐだ…になりかけたところで、絶妙に剛さんが「ハイ、ここまで!」と切り上げちゃうのが可笑しかったです。

そして問題のシーン!?「奪還したいもの」をテーマにしたトーク。

向井さん:僕は「膝」かな? 連続ドラマで(綾野さんに)キミのクランクインの時に僕、思い切りこけたじゃない?

←と、綾野の肩に手をのせる向井。っていうト書きをつけたい。そこで肩にタッチするなんて~。(なんかクレパト3話で裕の肩に手を置くミネタのようだった。わざとらしくて笑)

綾野さん:あはははは! すみません。凄く笑っちゃった!

←コケた話だから笑った…んだと思いますが、そこ、最近見かける例の技「突然の高笑い爆笑→あれなんでだろすごい笑っちゃった」を繰り出すシチュエーションではないんでないか?と綾野ファンはつっこみを入れていたことと思います笑

Web記事の写真で笑う男子ふたりに女子が冷ややかな視線を送ってる…?みたいなショットは「綾野剛、なぜそこで笑う……(そして向井さんの膝痛そう…)」という表情だと思ってるんですけどw

MC:綾野さんは? 大トリです。
綾野さん:本当にないんだよな...。取り戻したいものがないんだよな。

←ファンとしては《そっかあ、ないのかあ、それならそれでよかった…うんうん》なんて、そんな深い意味を込めたコメントではなかったかもしれないけど、妙にぐっときたりして。(この質問に関しては王様のブランチでも聞かれていてその時は、「ドラマの前の体」でしたっけ?向井さんも綾野さんも同じ回答は言わないんですね。)

綾野さん:しいて言えば今、大トリじゃないのを取り戻したいです。しまったね。なんだこの空気...?

←これはですね、たとえるなら情熱大陸(ディスク版)の「ずるいよね…いまあの曲流れてるんでしょ、てーてーてれーって」って達夫モードで言ってるときの、けだるい雰囲気のあの言い方です。どんなたとえだ。

…と、けっこう、この舞台挨拶、全体にぐだぐだというか緩いというかすべってるというか、そんな感じだったんですよね(^^; ←ひどい

あんなPOLICEが警備しまくってるレッドカーペットにスモークな力はいった舞台なのに~

でもそれがこのチームの仲の良さが出てる感じで、よかったです。とくに綾野さん向井さん、青木さん大森さんのペアがとにかくマイク通さないでしょっちゅうおしゃべりしてるのが微笑ましく。

ドラマシリーズからの信頼(キャスト間も、客席との関係性でも)、あとは座長の向井さんや飲み会の発起人・大森さんに安定感があるのかな。

舞台挨拶っていつも《あっという間に終わっちゃった、早かったなーー》と思うのですが、今回はたっぷりあった、長かったなあという珍しい印象が残りました。決してつまらなかったわけじゃないのに。フォトセッション終了後に時計を見たらほぼ1時間経っていたので、それだけ贅沢に時間がとられていたということかもしれません。

■映画本編も満喫!

※以下、ネタバレというほどの話はありませんが、印象についてちょっとだけ書いています。

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本編については、もちろん今は多くを語れませんが。オダギリジョーさんの魅力が最後まで映画を引っ張っているなぁとまず思いました! あと個人的に辰巳卓郎氏の総理がいい味で好きでしたw 

ファンサービス精神は文句なしにたっぷりです。いおりん、いいシーンあります♡

ツッコミどころも含め、観終わっていろいろ感想を話したくなる!という点で楽しい映画だと思います!笑


今回初めて腑に落ちたのが、蘇我の役作り。

綾野さんがトーク番組に出た時とかに、たまに他の出演作の映像に交じってSの映像が流れると、どうもぷっと吹き出しちゃうような(←ファンです。すみませんw)、オーバーな演技というかキャラづくりだなあと思っていたのですが…。でもその劇画調なトーンはすごく正しかったんだなって、映画を見て感じました。

そういう作り方を選び取ったことが、やっぱり綾野さんは役者として賢いなあと(わたしごときが分析できることではありませんが…)。Sの難しいところは、本質的にはそういう劇画調の設定・人物の物語である一方で、リアリティ重視を前面に出す方針で作られているところかな……(公開前のいまの段階だとなかなか書きづらくて何言ってるかわからないですね(^^;)。

公開まであと1週間! たすきをつないで、あわよくば続編も!? また初日を迎えたら感想つぶやけたらいいなと思います。

おわり(長文おつきあいありがとうございました)

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