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音楽の話

いろいろ言われている(?)音楽についてメモ。
(いずれも、情報収集していてキャッチしたものです(わたしは音楽素人…)。教えてくださった方に感謝!)

スタッフで「選曲」の方が明記されている場合もあると思いますが、プログラムを見ても太陽2068は特に書いてないので、やはり蜷川さん御本人の選曲?

(1)◆オープニング―10年前
???
???

(2)◆1幕ラストの鉄彦と森繁
Sigur Rós
Olsen Olsen

↑訂正しました!間違っていることに途中で気づいたのに調べる余裕がなくしばらく放置してしまってごめんなさい…。シガーロスはこのシーン以外でも使われていた気がします。

(3)◆2幕 克哉を襲う鉄彦と村人たち
Radiohead
2+2=5

(4)◆2幕 結のノクスへの変容
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 第2楽章

(5)◆エンディング~カーテンコール
Gipsy Kings
Hotel California(Spanish Mix) 

(1)いきなり冒頭「?」です…ご存知の方、こっそり教えてください(^^;。緊張感のある始まり、凄惨な事件に流れるクラシック…激しいシーンに静かな曲が流れるのが個人的に好きなのでワクワク。
(2)大好きなシーン!
(3)恐ろしいシーンが重くなりすぎないことに。カッコいいシーンのような気がして、ふと行われていることの恐ろしさに気づいて、ぞっとします。戦争とか軍隊とかテロリズムとか、時にカッコよさを纏ってやってくる。
(4)前田敦子さんの素晴らしいシーン。唇から血をしたたらせ、獣のように叫ぶ、新しいノクスとしての命の始まり。それを迎えるような神聖でドラマチックな響き。全然関係ないけど、映画「桐島、部活やめるってよ」のクライマックス、ゾンビのシーンを思い出した(ほんとに関係ない)。
(5)イーグルスの有名曲のアレンジ。後から思い出すとき、太陽2068といえばこの曲、となりそうです。

選曲の理由を知りたいところですが、いずれも歌詞を読んでも「ぴったり!」という感じはあまりしないかなあ。
最後のホテル・カリフォルニアは、ふたりの未来が明るくないことを暗示しているようでもあり、「え、この歌でいいの!?」という感じがしなくもないですが、ふたりはこの曲が流れる劇場の枠から飛び出して行くと思えば、曲はどんなに悲観的でも問題ないか(笑)。

一定の知名度のある曲ばかりで、正直、舞台全体を通しての統一感があまりないように感じますが…、個々のシーンはやっぱり曲があるときわだって印象的になっていると思いました。


*余談…思い出せるところで1か所だけ効果音が入る箇所があるんですけど…(あ、鉄彦の立ち○ョン音は除いて、です・笑)。金田が最初に往診に来るシーンで草一に「純子さん知ってるか?」と聞いた時に謎の効果音。
イキウメ版の「太陽」の台本では、草一と純子のラブストーリー的なニュアンスを強く感じるのですが「太陽2068」ではそこまで押されてないから、ここで効果音が入るのがいまいち腑に落ちない。。次、気にしたい箇所の1つです。


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