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BTSが私のお守りになるまで

Euphoriaが朝の散歩の定番曲になった。青空の下でこの曲を聴きながら歩くと、天まで飛べるような気分になって嫌なことも忘れられる。さあ今日も1日頑張るかという気分にしてくれる魔法の曲。

歌っているのはジョングク。言わずと知れた韓国の(世界の?)超有名アイドルBTSのメンバーの1人。私を知っている人は、また韓国アイドルにはまったのかぁ~と言うんだろうなと思う。大学のときから何組もの韓国アイドルにはまってきた。東方神起から始まり、少女時代、KARA、JYJ、CNBLUE、SUPER JUNIOR...でも生活の一部となって、私のメンタルを救ってくれているアイドルはBTSが初めてのような気がする。

今年はBTSが常に隣にいて私のメンタルの安定剤だったので、はまった経緯と共にいろいろあった1年を振り返ろうと思う(初のnoteがいきなり今年の振り返りになってしまった…)少しでもBTSの素晴らしさを伝えられれば。

メンバーの判別が難しかった1~2月

BTSを初めて認識したのは、2020/12/30のレコード大賞。街でよく聞いていたDynamiteはこのグループが歌ってるんだ~最近はやりの韓国アイドルはこのグループなんだな、ふむふむ… この時は沼にはまるなんて1ミリも思わなかった。
仕事では、年明けすぐに新しいプロジェクトにアサインされて、やる気に満ち溢れていた(はず)。自分のキャッチアップもあるのに、後輩を複数人みることになって、あたふたしていたけれど、それよりも新しい仕事にワクワクしていた。だから多少残業しても、休日働いてもなんとも思ってなかった。
ただ、1か月たっても仕事量が相変わらず多いと身体は疲れてくるわけで、息抜きに何気なくDynamiteのMVを見たときに、撃ち抜かれたわけです(大袈裟)

え、この牛乳飲んでるイケメンだれー------------!!!(心の声)すぐに検索しました、私。ジョングクって言うのか。え、何、23歳!!!(2月時点では23歳)若いー-------!ほかのメンバーもかっこよくない!?途中に出てくる透明感ありすぎる人とか、最後のサングラスの人の表情やばいんだけど誰ー---!?っていう想いが溢れて、メンバー紹介動画を見漁るように。
しかし、韓国アイドル恐るべし。毎度アイドルにはまると思うことだけど、髪型と化粧が違うと誰か全然わからない。グクとテテとジンくんが同じに見えるんだけど状態で、1か月ぐらい勉強したと思うw

BTSが寄り添ってくれた3~4月

春に近づくにつれて仕事量とプレッシャーからストレスで泣きたくなる日々が始まった。周りからの期待と、それに応えないとっていう責任感から、出来ないと言ってはならず何とか乗り切らないといけないのだという変な思い込みで自分を追い込んでいった。
一方ストレスが高くなるほどBTSへの興味は募り、空き時間に過去のライブ動画等を見ては癒されていた。韓国アイドルや韓国ドラマが好きな期間は長いものの、韓国語ができるわけではないので、BTSのあの曲はどういう意味なんだろうと歌詞をネットで検索しているうちに、目にも心にもとまったのがMagic Shop

自己嫌悪に陥りそうなとき、焦ってイライラするときはとにかくこの曲を聴いて癒してもらった。辛いときに「頑張れ」というのではなく、今のままでいいんだよと寄り添ってくれる、そういう曲。
この曲にとても救われた(この曲がなかったら乗り切れなかった)のが4月1日。この日は、クライアントの重要会議で英語でプレゼンする日だった。しかし前日の3月31日の23時、人生で初めて耳閉感とめまいに襲われた。やっと英語のスクリプトが出来上がってこれから練習しようと思っている時だった。ああ、もう無理かもしれない、え、でもこれプレゼンできるの私しかいないんだけど….とぐるぐるする思いを抱えて(身体的にもめまいでぐるぐるしてた)、熱いお風呂につかってちょっと泣いてMagic Shopを聞いて寝た。
次の日、ふわふわしながらも、何事もなくプレゼンをやりきった私は、1段階段を上った気がした。

どん底から救ってくれた5~6月

どんなに誠意をつくして仕事をしても分かってくれない人がいることは、この業界で5年もやっていれば分かってるはずだった。それでもあまりに悔しいと涙が止まらなくなると知った。2か月以上議論を重ね、それでもなかなか決着がつかなくて、関係者全員を集めた打ち合わせで進め方が悪いと一方的に理不尽に詰められた。オンラインの会議を切った瞬間、号泣した。会議後、優しい言葉をくれた先輩に号泣したまま電話した。人前で泣くのなんて何年ぶりだろうか。(というか30過ぎて人前で号泣するなんて、それ程追い詰められていたのか、私。)
まあ泣いても仕事は減らないわけで。枯れるほど泣いた後、仕事に向かうエネルギーをくれたのはAnswer:Love Myself

弱い自分も、頼れない自分も、なんだかもう全部が嫌になりそうだったけれど、無理に変えなくていいんだ、どんな自分だって愛そうじゃないかとそっと背中を押してもらった。(本当にこの歌詞は素敵なので、まだ知らない方がいれば、ぜひ歌詞を見ながら聴いてもらいたいです)

沼入り確定した7~8月

好きになると、その人の性格や考え方、どうやって成功したのか知りたくなるもの…過去の歌番組やMV、バラエティー番組を見るだけでなく、BTS~年の歴史、的な動画を見るようになった。私は器用な人間ではないので、努力を重ねて成功している人をとても尊敬する節がある。とにかく練習の鬼であるとか2018年MAMAでの号泣シーンとかに胸を打たれて、BTSというグループが更に好きになった。この頃になると、メンバーの性格もなんとなく分かるようになり、(1日に3時間しか寝ないで練習していたという練習生時代のエピソードもあるぐらい)人一倍努力しているように見えるジミンちゃんに惹かれていった。
Black Swanのソロシーンは本当に美しい….

半年経っても好きが増し続けるなんて飽きっぽい私からしたらレアなので、思い切ってFCに入会した。知れば知るほど誰かと話して共感したくなって、家族や友達や同僚におススメするようになったのがこの頃から。
夏に何度も聞いてたのがジミンちゃんとテテが歌うFriends。2人の友情を歌った曲ではあるけれど、なんだか切なく聞こえる時もあって何度聞いても飽きないので是非聴いてほしい曲の1つ。

ジンくんの魅力に気付いた9~10月

最年長のメンバーでありながら、偉ぶった態度を微塵も見せず、メンバーを笑わせ続け明るい雰囲気を作り出している存在であることにこの頃気付いた。最初は顔がめっちゃ綺麗としか思わなかったけれど、ジンくんのインタビュー記事を読むにつれ、魅力に引き込まれていった。

自分の努力は自分だけが知っていればいい

才能の塊のメンバー達のなかで苦しみながらも努力をずっと続けてきたんだろうなと思うと好きにならずにはいられなかった。ジンくんは事務所に入ってからダンスを学び始めたから、ダンスが苦手だそう(素人目から見たら過去動画でも上手いとしか思えないけれど)それでもメンバーから見えないところで一生懸命努力して絶対に本番で振り付けは間違えないらしい。バラエティー番組で見せる姿からのGAPがすごい。

仕事で忙殺されていると、「平日は夜遅くまで、週末だって作業してるんだ…」等々と周りに言いがちになる自分がいる。でもそれは周りからしたらどうでもいいことだし、ただのネガティブな人なんだなあと。ジンくん程出来た人ではないけれど、マイナスなことを吐き出す必要もないなと思い始めたのがこの頃。

走り続けるエネルギーになった11~12月

マネージャーとして初めて自分でリードしたプロジェクトを拡大できた。この1年やってきたことが認められたんだなと嬉しかった。一方で、当たり前のことだけど大きくなる責任感に逃げ出したくなることもある。それでも続けているのは、毎朝の散歩でBTSの曲を聴きながら「私の苦労なんてBTSのみんなが抱えるものに比べたら足元にも及ばないや」っていうおまじないのお陰。そう、もう私の精神安定剤になっている。日々投下される動画が私のエネルギーのもと。最近アップされたジンくんのヘンテコな歌に死ぬほど笑って元気が出たし。

クリスマスプレゼントはこれだった。メンバー全員が可愛くて撃ち抜かれるのだけれど、特に、小顔でカチューシャがとれるジンくんが可愛すぎるので見てほしい。

来年はどんな姿を見せてくれるんだろうかと思うとワクワクが止まらない。来年もきっと支えてもらうんだろうな。

まだまだたくさん書きたいことはあるけれど、この辺で終わりにしておきます。BTSの魅力がちょっとでも伝わっていれば嬉しいです。

最後に、、、
今年も私の周りにいてくれた家族や友人、お世話になった方に向けて、ありがとうございましたの一言を送りたいです。来年もよろしくお願いします!
届くことは決してないけど、BTSのメンバーにも、감사합니다の一言を!

PS)BTSにさんざんハマりましたが、韓国ドラマも見続けてます。今年も引きこもってたぶん、結構見たような。私的、今年見たドラマ5選はこちら。
①賢い医師生活(これは断トツで広めたいドラマ。)、②スタートアップ 夢の扉(とにかく前向きになれる)、③応答せよ1988(一気見にもってこい)、④海街チャチャチャ(全員良い人。セリフが深い)、⑤秘密の森(演技力と脚本が素晴らしい)

それでは、皆様、よいお年を!


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