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優柔不断な私が最後まで考えて意思決定した話

はじめに

 こんにちは。就活を終えたので、今までの就活で考えたことを記事にして残しておきたいと思います。
 私の簡単な自己紹介をしておくと、大学院修士1年で、機械システム工学というものを専攻しています。プログラミングに興味を持ったことをきっかけに、プログラミング関連の仕事をしたいと思い、修士1年生の5月頃から長期インターンとしてプログラミングスクールのメンターを始めました。そこで、Web系言語を勉強しながら生徒に教え、同時に自分も成果物を作りました。その成果物を持ってWeb系企業の就職活動に臨み、一番最初に内定をもらった第一志望の企業に内定承諾しました。
 これらの経験の中で、何度も迷い、自分のことを見つめ直しながら意思決定をしてきました。自分が考えたこと、迷ったこと、そして自分の中に見つけた価値観ややりたいことについて、今回はまとめようと思います。

大手か、ベンチャーか

 就職を考え出した人は、まずはこの問題にぶち当たると思います笑 大手か、ベンチャーどちらがいいのか。最初は、新卒だし大手を目指すのがいいと思っていました。けれど、inteeのセミナーで大手とベンチャーの要因について聞き、大手で高い要因である福利厚生年収影響力と、ベンチャーで高い要因である社員の士気手触り感などの中で、自分は何が大事かを考えた時、完全にベンチャーの要因のほうが大事だと思いました。

また、セミナーの中で私がはっと、気づかされたのは、大手か、ベンチャーの二択ではないということです。ずっと、大手かベンチャーどちらかを選ばなきゃいけないのだと思っていましたが、そんなことはなくて、大手が100でベンチャーが0だとしたら、30の企業もあるし、70の企業もあります。私は、ある程度自分のやったことが返ってくる環境で試行錯誤しながらやっていきたいけれど、制度や研修があまり整っていない環境で自分でやっていくのは新卒では厳しいと思いました。なので、ちょっと大きめのベンチャーがいいと決めました。

組み込みエンジニアか、データサイエンティストか、Webエンジニアか

 プログラムを書く人になりたいとは思っていたものの、その中でも何になるのかというのを考えていました。大学での専攻は機械システム工学で、ロボットを扱う研究室にいるため、組み込みエンジニアで機械を動かすエンジニアも憧れました。また、実験などでデータを分析したり考察したりする作業も好きだったので、データサイエンティストに最初はなりたいと思っていました。しかし、プログラミングスクールのメンターをやるようになって、Webエンジニアがあることを知り、どんな企業がそれにあたるのか、何をやっているのかを聞くうちにWebエンジニアにかなり興味が出てきました。
 最初にWebエンジニアのお仕事が素敵だなと思ったのは、バックオフィス支援を行う企業の会社説明会を聞いたときでした。私は、大学1年生から4年生までの間、塾の事務のアルバイトをしていました。事務仕事だったので、紙に書かれているものを入力する作業などの面倒くさいことが多く、非効率だと感じていました。その企業のソフトはまさにその非効率なことを解消するためのソフトで、アイディアとパソコンさえあればプロダクトが作れるWeb系企業にとても魅力を感じました。このときから、ITの力で非効率的なことを解消していきたいという自分のWillに近いものが分かり、Webエンジニアだけを見るようになりました。

自分のWill

 ずっと、自分のWillはITの力で非効率的なことを解消していくことだと思っていました。けれど、inteeのメンターさんに非効率的なことを解消して、どうしたいの?と聞かれて、自分は目的ではなく手段をWillにしていたことに気が付きました。私は、今までの人生の中でも手段を目的にしてしまいがちだったので、本当の自分の目的に気づくのはかなり難しかったです。ですが、inteeのメンターさんやエンジニアさんのおかげで、非効率なことを解消したかったのは、事務作業などの面倒くさいことに時間を取られず、生徒の相談などの自分が本来やりたいことをやりたかったからだと気づきました。他にも、非効率なことに目が行くのは、自分が他にもやりたいことや、やってみたいことがあって、できるだけ今の目の前の事を短時間で終わらせられるようにと日々意識して人生を送ってきたこともあると思います。このときから、私のWillは、本来のやりたいことに向かえる人を増やしていきたいになりました。

最終的な意思決定

 最終的な意思決定は、企業ごとに自分の複数の軸に対して点数をつけ、最も点数が高かった企業で決めました。最初にその表を書いたときは、僅差でしたが、inteeの方に話を聞いてもらい、点数をつけるために、企業を見るべきポイントを教えてもらって、そのまま企業に逆質問をすると、今まで思っていたことと異なる答えが返ってきました。その結果、今までも第一志望であったところがダントツで第一志望になり、意思決定をすることができました。そして、意思決定をしてから第一志望企業と最終面接をして、その企業に対して働くイメージが持てるようになったところで、内定を頂くことができ、内定承諾をしました。僅差ではなく、「絶対にここがいい!」と思えてから、承諾をできたことは本当に良かったと思います。これは、細かく逆質問して、事実を明確にすることができたからだと思います。

最後に

 今までの私の人生の中では、自分で意思決定をしてきたというよりは、世間一般では、多分これがいいんだろう、という進路に進んできました。そのため、自分で何か重要な決定をすることがとても苦手でしたが、就活をしていく中で色々迷いながらも周りの人に助けてもらい、最終的にここで働きたいと思える企業を決めることができました。これからも迷うことはあると思いますが、就活で色々悩んだり考えたりして決めた、今回の自分の決断には自信を持ちたいと思います!

私の就活の山場はWillを決めるときだったと思います。その時に、一緒に考えてくださった、inteeの方々にはとても感謝しています。本当にありがとうございました!!